今日は夫と次女と映画館に行きました。
この３年程、楽しいイベントとして親子で映画を観に出かけます。
これまで三人で観に行った映画は
映画ドラえもん のび太の月面探査機(2019年3月公開)
ONE PIECE STAMPEDE(2019年8月公開)
映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年8月公開)
STAND BY ME ドラえもん2(2020年11月公開)
えんとつまちのプペル(2020年12月公開)
そして本日の
映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争
です。
数年前まで、全盲の私と夫が映画館で映画を観るなんて考えたこともありませんでした。
視覚障害者も映画を楽しめるように
リアルタイムの上映作品に音声ガイド対応をしてくれる作品が増えてきて、
それまで縁がなかった映画を楽しめるようになっています。本当にありがたいことです。
ただ、リアルタイムで対応されているのは邦画だけに限られ、
邦画の中でも対応していない作品もまだあります。
観たい映画があって、音声ガイドが対応していたらラッキーという感じです。
コロナ禍になる前は、アニメではない邦画も夫と二人でいくつも観に行きました。
次女との映画は
話題になっていた
劇場版 鬼滅の刃『無限列車編』
竜とそばかすの姫
なども当時行こうかと考えてはいたのですが、
子どもの次女にあの迫力で積極的に見せていい作品なのか私の中で答えが出ず、結局これらは見送ってしまいました。
ちなみに次女は
夫の両親や私の母とディズニー映画に行ったこともあります。
外国の映画はリアルタイムでは音声ガイドには対応していないので親子三人では行けません。
ですので現在上映中の
SING/シング,ネクストステージ
も、一緒に観たくても音声ガイドがありません。残念。
夫は感動する熱いお話が好きです。
ONE PIECEも鬼滅の刃もハリーポッターも
小説で読んで大泣きしているようです。
次女もわかるようで
ONE PIECEも鬼滅の刃もハリーポッターもすごく好きですし、
ジブリ作品(特に天空の城ラピュタ)
細田守作品(特に化け物の子)も好きで繰り返し観ます。
夫と話が合っています。
一方長女は
映画を観てきませんでした。
幼い頃、私の母が連れて行ってくれたサンリオのシナモロールの映画で泣き出して途中退席し、
五歳の時家で観たクレヨンしんちゃんの映画でも途中親と会えないシーンで泣き出して観られなくなりました。
どちらかというと私は長女に近いものがありました。
どのアニメも映画となると設定が壮大で
困難な場面や危機一髪のようなシーンが必ずありますよね。
私は子どもの頃からこわがりで、
アニメ映画は自分がその世界に吸い込まれるような氣がして、あまり観ることができませんでした。
小学生の頃ジブリ作品が大人気で、みんなが
風の谷のナウシカ
天空の城ラピュタ
となりのトトロ
魔女の宅急便
の話をしているのは恐怖感が増し
テレビで放映されても観る勇気が出ず、
みんなより数年遅れて恐る恐る観た記憶があります。
一度観てからは
となりのトトロと魔女の宅急便は好きになり
録画したビデオを何度も観ました。
ナウシカは
どうしてもオウムが巨大なゴキブリに見えてしまい、
大勢で光線を出すシーンで耐えられなくなり止めて、それ以上はまだ観たことがありません。
ラピュタを初めて観たのは夫とお付き合いしてからです。
ジブリで私が一番好きなのは『耳をすませば』で
少女雑誌りぼんで一番好きだったのは矢沢あいの『天使なんかじゃない』で
週刊少年ジャンプで一番好きだったのは『ろくでなしBLUES』です。
・・・おわかりでしょうか？
私が好きだったのは現実世界の人間のお話ばかりです。
ストーリーに魔法とか不思議な力が出てきて、それが使われ始めると
私の頭は理解がついていけなくなりがちなのです。
試合とか戦いものも苦手です。
夫は作品が何を伝えようとしているかを理解できる人で、
アニメ映画はいつも後で解説をしてもらいます。
本日、夫と次女とのイベントで
映画館で通算六本目のアニメ映画を観ましたが、
やはり私、後半部分で一〇分程寝落ちしてしまいました…。
なぜか毎度、必ずです。
スクリーンは見えなくても、
音声ガイドのアプリで肩耳に入れたイヤホンから場面説明の解説が聞こえます。
夫は音声解説で場面をきちんとわかってじゃないと作品は観たくないようです。
帰り道
夫から「今日のドラえもんはずっとハラハラする転回だったね」と言われましたが、
私は「へぇ、そうだったんだぁ」という返事をしました。
あぁ申し訳ない。
情けないけれど何を伝えようとしているお話なのかは、本当にわからないまま終わってしまった。
でも次女と夫が満足していたので良かったです。
私も、それなりに楽しみました。
２種類の映画音声ガイドのアプリです
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