鉛筆削り

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私は小学生の時、
入学祝で親戚からもらったのは電動の鉛筆削りでした。

穴に鉛筆を差し込むと
ウイーーーンと自動で削れ、
音が高く変化したら削り終わった合図。

機械任せで、なんとも手ごたえがなく、
贅沢な悩みですが、
兄の、アナログなハンドル式の鉛筆削りがずっとうらやましくてたまりませんでした。

長女が小学生になる時、
私のこだわりで、買ってあげるのはハンドル式と決めていました。

次女にも昨年、ハンドル式の鉛筆削りを購入しています。

鉛筆とは縁がない全盲の私、
なぜか、鉛筆削りが大好きです。

子供の頃に電動削りだったコンプレックスなのか、
ハンドルを思い切り回せなかった欲求不満なのか、

ハンドルを回して鉛筆を削るのは、
心癒される、幸せな時間です。

そのことを知っている次女は、明日の準備の際、
毎日ではありませんが、ほぼ毎日
「お母さーん、鉛筆削りお願いしまーす」
と言ってきます。

私は、喜んで削ってしまいます。

今日はたまにある、
次女の72色の色鉛筆の削りをお願いされる日でした。

これだけあると、削りがいがあります。
でも、もっと削りたいぐらいです。

5cmぐらいに特別短くなっている鉛筆が何色化を聞くと、
ピンクや青や黄緑などでした。

次から次に鉛筆を差し込み、
無心でゴリゴリとハンドルを回す。

なぜだろう、
私にとって、なんとも落ち着く楽しい時間です。

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