人生一うれしかったひなまつり

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3月3日、ひなまつりの日は

アレクサに『うれしいひなまつり』を何度も流してもらって

次女が遊びの帰りにスーパーで買って来てくれた桜餅を食べました。

『うれしいひなまつり』は、私が大好きな歌です。

4番までフルで歌えます。

この一カ月、我が家のリビングには七段飾りの雛人形が飾られていました。

自分の心と向き合うために

飾ってもらった翌日は

視覚障害者 全盲の私、

そこに雛人形が出されたと脳が上書きされず、2度ぶつかってしまいました。

カーテンレールにかけた洗濯ハンガーに近づこうとして雛人形に激突。

そうだった。雛人形を飾ってもらったんだった。

これは危ない。

雛段の手前にヨガマットを敷きました。

足の裏がヨガマットを踏んだら雛段に近づいていると気づくため。

大成功で、それ以降雛人形にぶつかることはありませんでした。

さて、一カ月間

我が家のリビングの上手(かみて)にあったひな人形は、

神社のような存在となり、あまり近づけない神聖なエリアのように感じていました。

そういえば

2月4日、娘たちに飾ってもらった日、

約束から3時間以上遅れて長女は夕方に来ました。

しかしその日は

17時27分が立春を迎えた時刻だったらしく、

私たちはめっちゃ宇宙の流れに乗っていたことになるらしい。

腹痛で寝込み連絡ができなかった私。

催促されないのでめいっぱい遅く来た長女。

結果、宇宙の流れに乗っていた家族。ある意味すげぇ。

私は、一カ月間パワースポットのような雛人形を感じ、

・・・片づけまでは長女にお願いをしていなかった~。

全盲母の私と次女の二人で片づけられるかなぁ?

「組み立てる時見てたから、多分大丈夫!」

と心強いことを言ってくれる次女。

ひなまつりから約一週間後、ゆっくりと時間がある今日、

次女と片づけをしました。

全盲母の私は、

次女が雛段から下ろしてくれたお人形を紙に包んで箱に入れる係。

次女はその他のお道具を片づける係。

空になった雛段の赤い布(緋毛氈というらしい)を、

「テーブルクロス引きのように思いっきり引っ張りたい」と言い出しました。

私がです。

あほな母の願いを、次女は叶えてくれました。

「はい、引っ張っていいよ」

「いえーい、いくよぉ」 バサバサバサッ

骨組だけになった雛段はちょっと力を加えたら壊れそうな感じ。

そうか、乗るのはお人形だけだもんね。

ドライバーなどは必要なく手で回して外せるねじでした。よく出来てる。

片づけは

次女の作業が7割強という感じだったでしょうか。

先日、ママ友Eさんにつられて買っておいた

お人形用の防虫剤も入れて終了。

雛段の細長い箱一つ、

大箱二つ、小箱三つにきれいに収まりました。

次女の初節句の前回と長女の初節句の前々回は

どちらも乳児を抱えての雛祭りだったからでしょうか、

七段の雛人形の雰囲気を感じることはできていませんでした。

長女は成人し、次女も大きくなり、

私のために出してもらった私の雛人形。

しかも飾ってくれたのは娘たち。

今年はとても幸せな桃の節句でした。

本当にありがとうございました。

来年も、よければお願いします。

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