お小遣い帳

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小学生の次女はお小遣い帳をつけています。

長女にもお小遣いを渡している間はつけさせていました。高校卒業まで。

お小遣い日に
この一か月間の記録を読み上げてもらって厳禁と合うかチェック。

こないだまでの次女は
一カ月分をまとめて書こうとして合わないということがよくありました。

ちなみに、家での次女の所持金の管理は
お財布でもなく貯金箱でもなく、
以前私が捨てようとした百均のコイン管理ケース。

1円玉から500円玉の小銭がそれぞれ50枚ずつ立てて入れられるプラスチックケースです。・・・業務用っぽくて渋い。

最近になって急に習慣づいて
当たり前のように小まめに書くようになりました。

あんなに書かなかったのに
どうしたんだろう。不思議です。

小まめに書いているので
常に現金とピッタリ。

この一カ月は、次女はよくお手伝いバイトをした期間でした。

仲良しのお友達の誕生日があったりバレンタインがあったりで
出費が多く、お金が欲しかったようです。

食洗器の中のお皿を片づけてくれたり、
洗濯物をたたんでくれたり。

中でも一番の高収入バイトは
私の白髪染めでした。

高等部や前髪の生え際に白髪があり、2~3か月に一度美容室で染めてもらっています。

その間で時々、白髪が見えてきた時に次女にお願いをしていました。

「白髪を染めてほしいんだけど」
と言うと

「いいよ。バイト?20円?30円?」
と次女。

200円か300円で迷っていた私。

「じゃあ200円で」
と言うと
悶絶してベッドに倒れこんでおりました。

「どうして?どうしてそんなにくれるの??」
震えるような声。かわいいなぁ。

「お母さん自分ではできないし、それくらい払ってでもW(次女)にお願いしたいからだよ」

今まで無料か100円でやってくれていた白髪染め。

これまでも歯ブラシを使ってとても上手に塗ってくれていましたが、
いつにも増して丁寧に作業してくれました。

200円でこんなに喜んでくれて白髪がなくなるなんて。
またお願いしよう。

バイト収入とお友達と遊んだ日のお菓子の買い物で
今月はお小遣い帳の項目が相当多かったのに、

次女は出入りがある度に記入していたのでぴったりでした。

こういうことが出来るようになってほしかったのです。

私はうれしくて
『お小遣い帳きっちりボーナス』として20円を渡しました。

これまた喜んでくれた。
ハッピーな我が家です。

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