びっくりドンキーというお店に初めて行きました。
ハンバーグのレストランだそうです。
ファミレスみたいな感じでした。
長女が「びくドン」と呼んでいて驚きました。
席についてメニューを見てもらおうかという時、
店員さんが「こちら、利用されますか」
と、
なんと点字のメニューを持って来られました。びっくり。
とても読みやすいちゃんとした点字で、
メニューが丁寧に書かれていました。
とは言え、高校から点字使用者になった中途失明の私たち夫婦は
指で点字を読むのが遅いです。
でも、点字のメニューが新鮮で楽しくて
交代しながらずっと読んでいました。
何度か
「メニュー、お下げしても宜しいですか」と
点字メニューを取りに来られたのですが
「まだ読みたいです」
と、長いこと借りたままでした。
ハンバーグを食べ終わって
夫はデザート、私たちはコーヒーでもと
またメニューを読んでいたら
コーヒーのサイズが
M、L、びっくり!
の3種類。
甘いの大好きな夫はパフェを食べるそうなので
私が大き目アイスコーヒーにしようかと
Lサイズにするかびっくりサイズにするか
店員さんに大きさ具合を聞いてから決めることにしました。
「この、びっくり!サイズだとどれくらい入っていますか?」
「そうですね、かなり大きいです。
Lサイズの方で今飲まれているお冷のコップの4倍くらいはあると思います」と。
ん?Lでこのコップの4倍??
こりゃびっくりサイズは本当にびっくりするんだろうなと
大人しくLサイズを注文しました。
Lサイズで正解。大ジョッキでした。
このようなファミレスっぽいお店はなかなか行かないのですが
視覚障害者にやさしい、いいお店でした。
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