アイライナーをやめました

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私は全盲ですが、自分でメイクをします。

鏡を見られないので、うまくできているかはわからない時もあります。

全盲の私には一生メイクはできないんだろうと思っていた二十歳の頃から、
母にやってもらったりお店でやってもらったり
プロの個人レッスンを受けたり
一人で練習したりを経て

結構できるようになり、これまで楽しんできました。

ここ数年は
メイクはがんばるというより
控えめに、ちょうどいいところを探っていた感じでした。

目が見えないからとおしゃれから遠のくのはイヤだし、
だからといってがんばって失敗するのもイヤ。

現在の私のメイクは・・・
日焼け止めの下地、
BBクリーム、
そばかす部分にコンシーラー、
パウダー(プレストタイプ)、
アイシャドウ(ゴールド系をうっすら)、
ビューラーで睫毛を上げ、
マスカラ、
チーク、
外でマスクを外す可能性がある日は口紅

という感じです。順番通りに書きました。

やった方がいいのだろうと、ずっとリキッドタイプのアイライナーもやっていたのですが
使っているアイテムのせいなのか、私が下手になったのか、瞼が加齢で変化してきたのか、
気を付けて描いてもうまくいかないことが増えてきました。

アイライナーなのかマスカラなのか
目じりの下が汚れるようになっていました。

アイメイクをしても
失敗して肌についていたら台なしですよね。

残念ですが、最近はアイライナーをあきらめていました。

アイライナーなしで、
うっすらのアイシャドウだけで、
マスカラをする私のメイク。

19歳の長女に
どう思うか尋ねてみました。

すると
アイライナーはしなくていいから
ブラウン系の濃いめのアイシャドウを
指先でアイライナーの場所にしたらいいと思うよ
と教えてくれました。

長女も最近はそうしているらしい。

こないだ、もう難しいし、蓋が壊れているしと思って
ブラウン系のアイシャドウパレットを処分したところでした。早まった~。

代わりになるものはないかとメイクボックスを長女に差し出すと

随分前に買ったブロンズ?色が出てきて、「これがいいよ」とのこと。

中指の指先に少しずつつけて
睫毛の際に何度かのせていきました。

これならあまり失敗もなく、
目元がちょっといい感じになるらしい。

それからメイクをする日は毎回、長女にレクチャーを受けたこのアイシャドウをしています。

先日、お会いしたガイドヘルパーさんに
アイシャドウがすごくいいと褒めていただきました。
やったぁ。

外出時、私の目元は
白く濁っている右目に色を補正するコンタクトを入れて、
ビューラーとアイシャドウとマスカラをしています。

アイライナーはやめました。

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