アシダカグモのジンザ

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今日のブログは、以前のこちらの記事を読んでからどうぞ

家にでっかいクモが出た…泣いた

9歳の次女がでっかいアシダカグモと勇敢に戦って、

我が家にあのクモが来たということは

ゴキブリがいるということなんだろうか

そういうことなんだろうか

という恐怖に時々襲われていました。

昨夜、寝ようとしていた時

和室の壁を見上げた次女が

息をのんで

小声で

「アシダカグモがいる」

と言いました。

その時感じた私のショックを

ご理解いただけるでしょうか。

退治しても

家にゴキブリがいる限り

アシダカグモはまた来ます

「やっつけない方がいいんだよね?」と次女。

「こわくてたまらないけど、ゴキブリを食べてくれるらしいからそおっとしておこうか」と悲しい気持ちの私。

家の中で見つけた虫を

一時的ではありますが

敵としてではなく受け入れることにしました。

でも、次女が「クモ」とか「アシダカグモ」と発する度に

私の精神的なダメージが大きいので

「名前をつけよう」と思い立ちました。

「アッシーにする?ダカはどう?」と、

次女は『アシダカグモ』に由来するネーミングをいくつか提案してきましたが、

アシダカグモであることを薄めたい忘れたいのですから却下。

次女が今国語で習っていて音読してくれた

『サーカスのライオン』というお話があり、

結末は切ないけれど勇気を出して人間の男の子を助けたライオンの話。

そのライオンと同じ『ジンザ』と名付けることにしました。

私たちが寝るまでジンザは和室の壁を動きませんでした。

今朝次女が起きると

「あれ、ジンザ、いなくなってる」

家のどこかに大きいクモがいる。

でも、それを「ジンザ」と呼ぶことで

私の中では恐さが薄れていました。

30分後、次女がランドセルを背負って家を出ようとした時

「あ、ここにいた」と小声で言いました。

ジンザは、玄関のドアノブのすぐ横にいたようです。

「えっ、もしかして、出たいんじゃない?」と私。

次女が玄関のドアを開けると・・・

ジンザはスーッと外に出ていったそうです。

「…出て行った」と一旦ドアを閉めた次女。

もう一度開けて探した時には

もうその姿をみつけることはできなかったそうです。

ドアが開くのを待っていた・・・よね?

ねぇジンザ、

出て行ったということは

我が家に、ゴキブリはいなかったということ?

現れたアシダカグモは

一泊だけして

我が家を去って行きました。

嘘みたいだけど

これは今朝、本当にあった話です。

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