マンションのエントランスの、オートロックの自動ドアが故障していて、
開けっ放しでは防犯上危ないということで
閉めっ放しになっています。
お客様はインターホンは押すことはできて、
室内からオートロックの解除をしてドアを開けることができない。
そのためインターホンが鳴ると、
「駐車場の方に回ってきてください!急いで下りてきまーす!」
と伝えて鍵と印鑑を持って階段下のドアに住民が降りてお迎えするという状況です。
金曜日に学校から帰宅した次女が張り紙がしてあったと教えてくれて
事情がよくわからなかったのですが、
その日の夕方にマンションの理事長さんが説明に来てくださいました。
張り紙をしているが点字などでお知らせができないので申し訳ないと
視覚障害者である我が家にわざわざお話に来てくれました。
日曜日は宅配便が一つ、郵便局からの書留が一つ届き、来客もあったので
夫が何度も会談下のドアに下りてくれました。
修理には一週間程かかるそうです。
2階の、階段に一番近い部屋に住んでいるので我が家はすぐに下りられますが、
もっと上の階の、もっと奥の部屋にお住いの方々は
インターホンが鳴る度に大変なんじゃないでしょうか。
マンションの階段は、もうすっかり慣れているので
スタタタタタタと下りられる私と夫。
今日は突然知り合いの方がお菓子を持ってきてくださり
急いで下りたら
全盲のその方がガイドヘルパーさんと正面玄関から駐車場に回ってこられるよりも
家を出て階段を下りてきた私の方が早くて
大変驚かれました。
確かに、ダッシュで駆け下りてきたもんな。
実は理事長さんから一週間エントランスのドアが使えないということを聞く少し前に
次女のモコモコスリッパと長女が次女に買ってくれることになった靴を
Amazonで注文した私。
今日も夕方に宅配便が届き
なるべくお待たせしないようにと急ぎで下りたら、
話しながら下りてこられる女性お二人と一緒になり
階段下のドアもやけに賑やか。
宅配のお兄さんが次々に名前を呼んで荷物を渡しておられました。
6~7人?受け取りに集まっていたようでした。
自動ドアは早く元に戻ってほしいけど、
なんか非日常的でこれも楽しいなと思いました。
我ながら、なんでも楽しめるもんだなぁ。
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