いつの頃からかは忘れてしまいましたが、次女がかなり小さい頃から寝る前に私が話す『ケロリン太』というカエルの男の子の話があります。
設定は我が家と同じ4人家族。
ケロリン太は常に次女と同じ年齢。
そして長女と同じ年齢、11歳上のお兄ちゃんがいます。
ケロリン太はいつも次女と似たような行事や生活を送っています。
さすがに両親は目が見える設定にしています♪
次女にとってはその日の振り返りのようなお話でもあり、起こった出来事を客観的におもしろく前向きに受け取れるようなお話しにしています。
今でも時々「ケロリン太のお話、して」と言ってきます。
眠る気満々だった私は
リクエストには応えて話さなくちゃ
という気持ちと
勘弁してくれぇ
という気持ちが戦い、
結果、あきらめてもらう日もあります・・・
以前眠くてお話が思いつきそうになかった時、「W(次女)がケロリン太のお話してよ」と言ってみると、
思いがけず次女は「いいよ」と言ってはりきって話してくれました。
内容はまるで私がしそうなお話で、
その日遊びに来たお友達を男の子に変えてあり、名前を一文字変えて、
遊んだ時に感じたようなことを楽しくお話にしていました。
その日の実体験半分、楽しい空想半分という感じでした。
聞いていた私は引き込まれ、もっともっと聞きたい気持ちになりました。
私がお話をする時も、次女はこんなたのしい気持ちになってくれていたんだなと知ることができました。
実際にあったことと、そうではない作り話のところが、どのように違うかを考えたり探したりして聴く感覚がとてもおもしろいと感じました。
ちょっとした出来事をケロリン太家族に当てはめて話せばいいので、いつも軽く心の準備をして、リクエストされた日には話してあげたいと思いました。
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