シミ抜きの匠

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娘たちは10歳半の歳の差がありますが、

長女の時のお洋服をいくつか大事に残しています。

歳が離れて生まれたのも女の子だったため、

ブランドものの子供服はなんだか捨てられず、

「これ、お姉ちゃんが着てたんだよ~」と次女に着せています。

先日の次女の

ピアノのコンクールには、

12年前、長女が小学生の時に着ていたワンピースを着せました。

上に羽織るレースのボレロは帰り道に脱がせましたが、

ワンピースは柔らかいティーシャツ生地で普通に洗濯できるので、

帰宅後もそのまま着せていました。

机で遊んでいた次女は、

ボンドのチューブが破けていることに気づかず思いっきり押して、

ワンピースの前面いっぱいにボンドの水たまりができてしまいました。

うひょー

落ち着いて、

落ち着いてネット検索。

知りたいことは、なんでもネットで調べられますね。

見えないながらも書いてある通りにやってみました。

まずは雑巾で取れるだけ取って、

お湯にしばらくつけて、

歯ブラシで落として、

石鹸で洗って、

まだ少し残っている感がありましたが、

繊維を傷めそうでもあったのであきらめて洗濯機へ。

翌日乾いたワンピースは、

やっぱりボンドが少し残って、カリカリになっていました。

…よし、匠にお願いしよう。

12年前、長女は柔道を習っていて、

チーム名や名前が刺繍された試合用の柔道着が、

一緒に洗濯したものの色がついて、赤茶色に斑に染まってしまったことがありました。

ママ友が調べてみつけてくれた、

シミ抜きのクリーニング屋さんに持って行きました。

信頼できそうな職人のようなおじさんで、

良心的なお値段で、気にならないレベルまで柔道着のシミを取っていただけたのです。

その感動は10年以上経った今でも忘れていませんでした。

次女がワンピースにボンドをこぼしても、

いざとなったら匠みにお願いすればいいとどこかで思っていました。

10年以上前に長女が来ていたワンピース。

バスと電車を乗り継いで行かなければならないクリーニング屋さん。

買ってくれた私の母は、

そこまでしないでいいよ~、もう処分していいよ~

と言ってはくれたのですが、

今年次女にぴったりサイズの着やすいワンピース。

長女も着ていた懐かしいワンピース。

まあ見てもらって、値段次第で考えるよと出しに行きました。

お店のホームページには

染み抜き(クリーニング)のこだわり

何のシミかわからない(例えば黄変や変色しかも何時ついたシミかもわからない)シミも8割か9割は取れます!

★シャツの黄変や変色など

★レーススカートの醤油シミ

★ズボンについたケチャップシミ

★シャツについた口紅

取れにくいシミの場合、どの手法や薬剤を用いれば、生地を守りつつシミを落とすことができるのかという難しい判断を下さなければなりません。

創業から70年、培った技術とセンスを活かし、お客様のご期待に沿える結果となるよう最大限の努力をいたします。

と書いてあります。

昨日、受け取りに行ってきました。

以前の職人っぽいおじさんにもお会いできて、なんだか感動しました。

ボンドのシミは完ぺきにきれいに取っていただけたとのこと。

またも助けていただきました。

シミ抜きとクリーニングで1980円。

すばらしいお仕事です。

困った時はまたお世話になります。

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