スーパー猫の日に、大好きだったみぃのこと

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今日は2月22日、にゃんにゃんにゃんの、猫の日ですね。
・・・これって、メジャーなのでしょうか?

しかも今年は
2022年2月22日
にゃせんにゃあじゅうにゃん年にゃあ月にゃじゅうにゃあ日

2が6個並ぶスーパー猫の日だとか。
たまたまテレビをつけたら言っていました。

ちなみにスーパー猫の日は
鎌倉時代以来800年ぶり。
次は200年後の2222年2月22日とのこと。

私の実家は、祖母がブリーダーをやっていたとかで
私は物心ついたころから常に犬がいる暮らしでした。

祖父母と同居を始めた小学生の頃は
室内に4匹、車庫に1匹とか
室内に1匹、車庫に2匹とか
段々少なくなっていきましたが、
結婚して家を出る時まで常に犬がいました。
お世話をしていたのは祖父母です。

私が生まれる前は、もっとたくさんいたそうです。

そんな環境だったこともあり、
私はずっと、自分は犬好きの犬派だと思い込んでいました。

猫は
なつかない、引っかく、恐いというイメージで苦手と思っていました。

私が小学4年生の9月の休日、
前の家のブロック塀の上に生まれて間もない感じの子猫がいました。

近所の誰かが拾ってきて、
親に飼っちゃだめと言われたという話でした。

家に帰って祖母に言うと
飼うのはだめ
一日遊んだらどこかに連れて行くよう言われました。

私は猫じゃらしを取ってきて、初めて猫と遊びました。

その日から
みぃは17年程実家にいました。

室内にマルチーズが1匹残っていた頃で、
その、出産をしたことのないメスのマルチーズのハナコが
みぃにおっぱいを飲ませて育てました。出ていたかは定かではありませんが。

マルチーズのハナコと拾ってきた猫のみぃは
2ヵ月親子のように過ごし

11月に
買い物に行く祖父母が庭の柵を閉め忘れて
おそらくハナコは車を追いかけて
そのまま行方不明になってしまいました。

2ヵ月間犬に育てられたみぃは、
人懐っこい、まるで犬のような猫になりました。

玄関にお客さんが来ると
お出迎えしてみゃあみゃあ鳴いてすりすり。

夜は私も兄もみぃに布団に来てほしいので
自分の部屋のドアをカチッとは閉めずにみぃが押したら開くようにしていました。

みぃは祖母や祖父や私や兄のベッドに入ってきて一緒に寝ていました。

みぃは私の腕枕で寝たり、お腹の上で寝たり、足の間で寝たり。
一緒に寝ると温かくて
あの喉のゴロゴロという音も、慣れると落ち着けるんですよね。

高校生になり私が全盲になると
リビングの真ん中でお昼寝をしたりくつろいでいるみぃをよく踏んでしまい
噛みつかれました。

そして、
私が目が見えないことを理解したのか
私がリビングを歩くと
大きな声で「みゃあ!」と鳴いて
「ここ、いるからね!」とアピールしてくれていました。

当時お付き合いしていた夫が来ると
やきもちなのか?子供のように強引に二人の間に入って陣取っていました。かわいかったです。

結婚して長女が生まれると
みぃは長いしっぽを振って赤ちゃんに掴ませようとして動かして
遊び相手をしてくれているようでした。

実家の前の路地は時々車が通るのですが、
向かいにあるつつじ畑に渡るのに、犬猫が歴代交通事故にあっていました。

みぃだけは15年以上けがもなく慎重だったのに
とうとう最後は
そこでの交通事故で亡くなってしまいました。

みぃだけが特別で、自分は犬好きだと思っていた私ですが、

実際には
膝の上でゆっくり眠ってくれるとか
一緒にのんびりまったりできる動物が好きだということに気づきました。

ちょこちょこと走り回って、キャンキャン吠えたりする小型犬が苦手で、
家で飼われている落ち着いた性格の猫や大型犬が大すきです。

我が家はマンション住まいなのと
長女が猫好きだけど猫アレルギーなので
猫と暮らすことはできません。

盲導犬はペットではないのでマンションには来られますが、
生活を共にするには相当な覚悟が必要になるため考えていません。

ですので、
たま~にお邪魔する叔母の家のレトリバーや
母のお友達の家の猫に会えた時に癒されています。あー、会いたい。

スーパー猫の日の今日、
私を猫好きにしてくれた、大好きなみぃの思い出を書きました。

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