パラリンピックの競技について

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小学3年生の次女は国語で
『パラリンピックが目指すもの』という単元を学習したようです。

20年程前、夫が柔道で目指していたパラリンピック。
4年前、手が届くのかなぁとがんばってみた私の水泳。
実際に友が出場したブラインドサッカー。

次女にとっては身近…ではないでしょうが
夫と私にとっては毎回友達や知り合いが何人も出場しているパラリンピック。

水泳と、ボッチャという競技について、教科書に載っていました。

水泳は視覚障害者についての記述もありました。

「ゴールタッチやターンの時に壁にぶつかってけがをしないように、コーチがタッピングバーという棒を使って壁が近づいていることを選手に知らせることができます。」
と書いてありました。

ちなみに私の区分である全盲のB-1クラスでは、
真っ黒に塗りつぶしてあるブラックゴーグルの着用の義務がありました。

私も公式の大会に出た際、
ゴールしてプールから上がると、すぐに外したゴーグルのチェックが行われていました。懐かしい。

『パラリンピックが目指すもの』を学習して、
パラ競技をほかに二つ調べてまとめるという宿題が出たようです。

余計なお世話ですが、視覚障害者の両親を持つ次女に
「お父さんが柔道で目指していたし、お母さんのお友達がブラインドサッカーで出場したからその二つにしたら?聞きたいことがあったらお話も聞けるし」と言いました。

次女はその二つを調べることにしたようですが、
誰にも聞かず、部屋にこもり、タブレットで調べていつの間にかまとめ終えていました。
紹介します。

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パラリンピックの競技について

~5人制サッカーってどんなもの?~
転がすと音が鳴るボールの音を頼りに、目隠しをしてゴールを目指す。
選手は視覚障碍者なので、選手やボールがコートの外に出ないように1メートルのフェンスがある。
また2004年の大会でパラリンピックの正式競技になる。
試合時間は全部で40分。
参加できる障碍者の種類は全盲または光を感じられる人だけ。
ゴールキーパーだけは障害はないが弱視です。

工夫
1.アイシェイド
アイシェイドとは、視覚障害者といっても少し見える人もいるので、選手全員が着ける目隠しのことです。

2.ボール
中に鈴のようなものが入っており、蹴ったり転がしたりゆすったりするとシャカシャカと音が鳴ります。
音を頼りに動くので、選手以外は音を出してはいけません。

~パラリンピックの柔道とは?~
視覚障害者が参加できるように、ルールの一部を工夫する。
試合開始時、一般の柔道とは違い、お互いに組み合った状態からスタートする。
今では世界中で人気の競技。
1988年のソウル大会から正式競技になり、2004年から女子も加わった。
途中で組手が離れたら相手の場所がわからなくなってしまうので最初の組み合った状態に戻される。
一本狙いの大技が広げられることが多く、豪快な試合を楽しむことができるスポーツである。

工夫
1.体重でクラス分け
パラリンピックの柔道は障害の程度でクラス分けをしているのではない。
オリンピックと同じで、体重別や男女別で種目は分けられる。なので、全盲や弱視などの選手同士でハンディなしで戦う。

2.マーク
オリンピックと違い、柔道着の両腕外側に、全盲の選手は赤い円の形をしたマークを縫い付けなければいけない。

~パラリンピックが大切にしているもの~
選手が持つ多様さを認め合うということを大切にしている。

~感想~
要約をする時に、大事な言葉や文を先に見つけてそれを短くまとめればいいとこの勉強をしてわかりました。

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わかりやすくまとまっていると思います。お見事。

私も勉強になりました。

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