プロフェッショナルなガイド

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今日の外出は
よく来てくださるガイドヘルパーさんに
新人のガイドヘルパーさんが研修で同行されました。

二人でお迎えに来てくださって
基本はいつもの方が私をガイドされ、
新しい方にポイントを説明されていました。

比較的歩きやすい道では
交代して新しい方と歩いたりもしました。

いつものガイドヘルパーさんが新しい方に教えられるのを聞いていて
私は改めて感謝の気持ちが湧いてきました。

マンションのエントランスの自動ドアを出る時
「(主導の)ボタン押しますね」とか
「二つ目の扉を出ます」とか

バス停で
私のパスケースは私の分とガイドヘルパーさんの分の2枚のバスカードが入っているので両面タッチしてもらうのですが、
「乗る際か降りる際にカードの残金を利用者さんに伝えるといいですよ」とか

「ガイドと歩く時は点字ブロックの上を歩くのは足元がガタガタしてお好きじゃない利用者さんも多いので、どちらがいいか聞いてみられるといいですよ」とか

電柱などで幅が狭くなっている道やお店の中の細い通路などでは
「手引きしているガイドの右腕を体の後ろにやると利用者さんは自然と後ろに来られて縦一列になります。狭い場所を抜けたら腕を横に戻せば伝わりますよ」とか

段では「1段上ります」「2段下りです」とか
歩道の始まりや終わりの小さな段差も「少し下りです」とか

バスがきてドアが開いたら
歩道とバスのステップとの距離次第で
そのまま跨いで乗るか
一度歩道から下りてバスのステップを昇るかなど教えてくれます。

バスや電車では低床バスかステップが2段か3段か、
真ん中に手すりがあると教えてもらえばガイドヘルパーさんの腕を一旦話して右と左に分かれて乗ったりします。

「前から自転車が来ているので少し止まります」
「信号が青になったので渡りますね」

ガイドヘルパーさんは目が見えない私にこのような周りの状況を細かく教えてくれます。
歩きながら、楽しくおしゃべりもしながらです。

慣れていらっしゃるガイドヘルパーさんと歩くのは
本当に何の不安もなく、安心して景色が見えているかのように歩くことができています。

今日、新人の方にポイントを教えていらっしゃるのを聞いて
ガイドヘルパーさんというのは視覚障害者の私たちのために
すごく意識して言葉にしてくださっているのだなと改めて感じました。

声の大きさや向きについても
新しい方は声が小さくて聞こえない時があったり
左側の建物や商品を見ながらの向きで話されるのは聞こえなかったりします。

ベテランのガイドヘルパーさんはそのようなこともなく
常に安定の距離感で声をかけてくださるように感じます。

そういえば
歩いている時の体幹や握らせてもらっている右腕も安定しているような気がしてきました。

いつもガイドヘルパーさんと買い物など外出する際は
子育てや料理についても楽しくお話させてもらっています。

その間も、私たちの安全と安心を第一に外出の支援をしていただいているのだと再認識することができました。

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