ボールソリティア

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夫の父の80歳の誕生日に贈ったプレゼントのゲームについて。

全盲夫婦ではプレゼント選びが難しい。

わかっている商品であれば選べますが、

デザインを選んで決める必要があるものだと誰に見てもらうかというところから考えなければいけません。

ネットで買うには画像が見えないし、

ある程度のジャンルを決めていないとお店に行ってもなかなか決められない。

60歳の還暦はちゃんちゃんこなどで赤いものが有名ですね。

80歳、傘寿のカラーはイエローらしい。

ちなみに70歳の古希のカラーは紫だとか。

傘寿の義父に明るいイエローのトレーナーとか買ってあげたい気持ちでしたが、全盲では選ぶのが難しいのであきらめました。

調べた中から

夫は湯呑とかいいんじゃないかと言います。

湯のみも買うとして、もう少し何かないかなと考えて

私が思いついたのは『ボールソリティア』でした。

あの楽しいゲームがそのような名前だったとは知らず、次女に調べてもらって初めて知りました。

私の祖母が持っていたおもちゃというか、

単純だけど頭を使うシンプルな一人遊びのゲームです。

おそらく私の祖母は自分のために買ったと思いますが、

まだ幼かった甥っ子も長女も、目が見えない私もはまって楽しめるものでした。

以前、我が家にもあったらいいよなぁと調べてみたら

おもちゃにしては値段が高くてびっくりしたことがあります。

祖母のはコープ生協で注文したもので、かなり高かったろうと思います。

そういえば実家のボールソリティア、

ビー玉もおぼんのような盤もとても上質な気がする。

このゲームを

じっくり楽しむ夫の父の姿が浮かびました。

Amazonで検索すると

素材によって値段が様々ありました。

玉が天然石のものはちょっとお高かったので、

プレゼントは木製のタイプにさせてもらいました。

傘寿の日

プレゼントして娘たちがルールを説明しておじいちゃんやり始めました。

【遊び方】

まずはボードに空いた穴にビー玉を33個全部置きます。

中心のビー玉を取り除いてスタートです。

真ん中にできたくぼみをビー玉が囲んでいます。

空きくぼみの隣のビー玉をビー玉A、

その更に外にあるビー玉をビー玉Bとして説明します。

隣同士にあるビー玉、ビー玉Bが中央のくぼみに移動するとビー玉Aを飛び越えることになります。

飛び越えると、飛び越えたビー玉Aをを取り覗くことができます。

最初に取り除いた中央の窪みにビー玉Bが移動し、

さっきまでビー玉Aとビー玉Bがあった場所2カ所が窪みになります。

このように、一つ飛び越えたら飛び越えられたビー玉を取り除いていくのがルールです。

これを繰り返してビー玉を減らしていきます。

※移動は、縦か横 必ずビー玉1つしか飛び越せません。斜めはなし。

おじいちゃんがやりながら誰かと話し始めたら

その隙に次女が奪って遊び始めました。

そこから次は長女が挑戦して、我慢できずに私もやらせてもらいました。

みんな久しぶりのソリティアで、楽しくてたまらん。

単純なルールで盤上の玉をどんどん減らしていき、

最終的に何個残るかというゲーム。

おそらく最高は一つになるのだと思います。

久々にやった長女と次女は4個とか5個とか残っていました。

私は実家でやった時の自己最高記録は三つ。

真剣に慎重に挑戦したら、

数年ぶりだったにも関わらずなんと2個残りでした。自己ベスト更新。

娘たちから尊敬の眼差しを受けました。

めっちゃ楽しい。

一週間後、夫が実家に行くと、

お父さん、はまってボールソリティアをされていたそうです。

よかった~。なんか、うれしいです。

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