一人暮らしの準備 ~ついてる編~

スポンサーリンク

全盲母、三日連続19歳長女の一人暮らし準備に付き合っています。
みなさんもお付き合いください。

昨日の本契約で
鍵を受け取る日を9日にした長女。

少しでも早くという気持ちで入居日を選び、
本契約から入居まで一週間しかないので
仲介手数料と初めの家賃を二日以内に振り込むよう言われました。

初期費用の振込、
ライフラインの電気、ガス、水道の開始の連絡、
毎月の家賃の振込先が長女が口座を持っていない銀行なのでどうするか、
家電と家具の買い物もまだ終わってない…

これら諸々の用事を済ませるため、今日長女はお昼から帰ってくると言っていました。

私は朝から
毎月の家賃をどのように支払うのが手間と手数料が少なく済むか
ネットで調べたり銀行に問い合わせたりしてみました。

振込手数料も自動送金の手数料も高くて驚きました。

様々な方法がありましたが
手数料はどうしても440円から660円はするようでした。
送金の手数料だけで年間5000円超えるんですね。

どうせ手数料がかかるなら
新たな口座は作らずに持ち物を増やさない方向で考えるかなと
帰宅後長女が口座を持っている銀行の窓口に二人で行ってみると

振り込むお相手と同じ銀行口座を作って
そこからダイレクトバンキングでネット上で操作して送金すれば
一手間必要になるが手数料がかからないでいけると教えてくれました。

毎月、自動送金ではなく手動での送金になりますが
お給料が入った口座からお相手と同じ銀行の自分の口座に家賃の額を移す作業は毎月必要になります。

それなら
お金を移した後にスマホで操作して家賃を振り込むのは
スマホを使いこなす、常にスマホノ画面を見ている長女にとってはたいした手間ではありませんし、
お給料日のルーティーンの一つに組み込んでしまえばさほど手間ではないように思えてきました。

ということで口座を作りに新たな銀行へ。

長女は新規のお客になるので微妙に営業もはさんでこられ、案外手続きに時間がかかり、ここで15時を過ぎてしまいました。

次女が学校から帰宅する頃ですが
この勢いのまま電気屋さんと家具屋さんへ。
次女、今日もお留守番でYouTubeを見ていてくれ。

一人暮らし用の冷蔵庫というのを見せてもらいましたが
コンパクトでかわいらしいけれど
うーん、かなり使いにくそうという印象でした。

昭和に見たことがあるような2ドアのタイプで
舌の段はしゃがんで覗き込まないといけない感じ。

一人暮らし用の冷蔵庫が4万円と6万円の2段階ありましたが
どちらも毎日使用するのにはストレスになりそうで、
「もう少し大きいとどれになりますか」と聞いてみると

1~2人用という冷蔵庫を見せてくださり
現在我が家で使っているのと似た形の小さめサイズでした。

中段に浅めの野菜室があり
下段は引き出し式の冷凍庫。

これには自動製氷機能までついていて
勝手に氷ができる冷蔵庫しか見たことがない長女は
予算をオーバーしましたがこの冷蔵庫に決めました。10万円。

やっぱり音質でぬくぬく育ててしまったか。

でも、これから自炊…する?つもり?の長女。
高かったけど、私はこの冷蔵庫に決めて正解だと思います。

これなら十分快適に、例えば結婚するまで、もしかしたら結婚したとしてもしばらくは使えるんじゃないでしょうか。

電子レンジがシンプル機能のお手頃価格のものにしたので
トータルではまあ予定を少し超えた程度だったようです。

そして食器棚的なものを見に昨日行った家具屋さんへ。

電気屋さんでも家具屋さんでも
全盲の私はしっかり触らせてもらって確かめます。
高さや横幅など表示してありそうな情報は店員さんや長女に尋ねます。

新居には冷蔵庫の横に1メートル弱の幅の食器棚を置けるスペースがあるため
長女はカウンター付きの食器棚を選びました。
レンジと炊飯器と電気ケトルを置きます。

長女が「これ、幅と奥行き合うかも」と言うのを触ってみると・・・
ん?これ、今家のキッチンで使ってるのじゃん

我が家で使っている食器棚の幅違いのタイプでした。

「いや、さすがに気分変えたいよなぁ」
と長女は似たような感じの別のものを選び

店員のおじさんを呼びに行くと
「あら運河いい」と。

おじさん何のこと?と思ったら

木曜日からセールにしようと思っていたけどちょっと早く今日からセールにしたとのこと。
今日は月曜日です。

昨日もベッドなど見に来たけど時間が足りなくて食器棚だけ今日になったことを話すと
昨日は忙しくてセールになんてできなかったと言われました。

昨日まで66000円だった食器棚が
本日から40%オフで
税込み39600円でした。

ついてるなぁ。

一人暮らしの女神は長女に優しい。

その後物干し竿と洗濯パラソルを買って外に出たら土砂降りで
車に乗るまでに長女はずぶ濡れになりましたけどね。

私が結婚する時に味わった家具や家電の買い物の楽しみを
長女は19歳の若さで体験しているように感じます。
なかなか丁寧に選んでいます。

さて、大きなものはこれで手配が終わりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました