私が、子育てしてきたおかげだなぁと思うことの一つに、
『歯磨きの意識が変わった』
というのがあります。
私は2歳の時には歯医者のベッドに縛られ泣き叫ぶ中治療をされていました。
現代ではちょっと考えられないですよね。
奥歯はたくさん銀歯ですし、
歯磨きは『面倒なこと』と思っていましたし、
何年かぶりに歯医者に行けば『虫歯はできているもの』と思っていました。
長女が生まれて歯が生えてきて、
「嫌がってできないからもういいよ」と歯磨きをあきらめる私に、
夫は必ず歯磨きをさせました。
それが当たり前になり、習慣になり、
娘の歯を大事にしたい、大事にしようと思うようになりました。
1歳半健診の後から近所の子供歯科に通うようになり、今思えばその先生がすばらしい先生で、
長女は引越しをしてからもその子供歯科に通って診ていただきました。
小学5年製の夏に次女が生まれたことと、歯医者さんも引っ越しをされ少し通いづらい場所になったことが重なり、長女は私たちと同じ近所の歯医者に変えました。
私たちは全員、何も症状がなくても定期的にそれぞれ歯医者で診ていただいています。
実は、歯医者が嫌で数年間泣き続ける次女の悩みがあり、家から近い小児歯科に2箇所通いましたが、結局今は長女がお世話になった距離の離れた子供歯科に通っています。
バスを乗り継いで片道1時間半です。
これまでの歯医者に何度通ってもだめだった次女が、初回は泣いたものの、2回目からは呼ばれたら自ら1人で診察室に向かいました。
魔法使いみたいな先生だなと思い、親である私が心から信頼する先生に診てもらうためには、3カ月に一度くらい遠くても通おうと決めました。
私の話に戻りますが、
何を始めるにも、習慣にするのは簡単ではなくて、
歯間を掃除するフロスも、奥歯を磨くタフトも、お風呂タイムに湯船に浸かっている時間にするようになってやっと面倒ではなくなりました。
今では歯磨きが快感で20分程かけてやっています。
この2年程は、定期検診に行くたび歯茎の検査も良好で、前回などは奥歯の磨き残しのなさを歯科衛生士さんに驚かれました。
あとは、寝ている間の食いしばりが強いらしく、歯と歯茎のためにマウスピースをはめて寝るよう勧められています。
これがまた、なかなか習慣にできず、今の課題です。
子育てをする前に比べて、歯と歯磨きへの意識が全く違います。
娘たちに丁寧に歯磨きをする感覚を習慣にできたのは本当によかったと感じています。
そして、そのためにはお母さんがお手本にならなくちゃと自分の歯を大切にするよう意識が変わったこと、子育てをしてきたおかげだと思います。
18歳で銀歯もない、虫歯もほとんどない長女が、わが子ながら密かにうらやましいです☆
コメント