全盲でも子供のお迎えに行きたくて

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以前書いた

AI乗り合いタクシー?

の続報を楽しみに待っていた全盲母の私。

後日実証実験スタートのお知らせはありましたが、

残念ながら育成クラブや部活の帰りという文言はなくなり、

自宅から塾や習い事の送迎というものになっていました。

やはり安全面で、学校内へのタクシーの乗り入れが難しかったのでしょうか。

そして、育成クラブや部活から帰宅したい時間はみんな同じくらいだろうから

五つの小学校で2台の乗合タクシーではやはり無理があるようにも感じます。

さて、次女の部活(現在正確には部活動というくくりではないのですが、放課後に学校で活動しているのでここではこう呼びます)

の帰りが暗い問題。

部活が終わって帰る18時はもう真っ暗で、

お迎えに来る保護者が多くなってきたらしい。

家から一人で出られない全盲母、どうしましょうか…。

私が住む市では、障碍者は毎年いただけるタクシーの割引チケットがあります。

タクシーに乗った際、料金を450円割り引いてくれるものです。

一年に一冊、40枚綴りがいただけます。

月に約3回、450円引きでタクシーを利用できるということになります。

子供が小さかった時は

具合が悪くなる度にタクシーで小児科に往復するので年度末には足りなくなっていましたが、

成長するにつれ強くなって小児科に行くことは減り、

タクシーの利用は本当にたまにで、ここ数年チケットは余って期限が切れていました。

今年の残りを数えてみたら、まだ25枚近くありました。

子ども向けの乗合タクシーでの帰宅がだめなら

私がタクシーで小学校まで行き

帰りは次女と歩いて帰ればいいじゃーん

ということに気がつきました。

往復タクシーはもったいないので却下。全盲母が学校まで行く片道だけです。

それでお迎えに行き始めた私ですが、

利用者の多い夕方に、希望の時間にタクシーが来てくれるかがハラハラでした。

もっといいことを思いつきました~。

いつもの外出のように、ガイドヘルパーさんと行けたら一番いいじゃないか。

これまで午前やお昼に出かけていたガイドヘルパーさんとの銀行や買い物やお散歩を

全て17時前後のスタートにして

その帰り道にガイドヘルパーさんと学校に向かって

正門で次女と合流する。

歩いて行くので私の運動にもなります。

夕方出かけるので、夕食造りに計画的に早めに動き出すようにもなりました。

この2週間、暗い通学路を、次女とガイドヘルパーさんと三人で歩いて帰っています。

しばらくは私の用事は夕方に近い午後にしようと思い、

歯医者もエステも時間を変更しました。

目が見えなくてどうしようかなというお題がきて、

実現させる方向で考えたら

叶える方法がいくつも思いつき

また楽しいパターンができました。

どうにかなる。

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