昨年の1月末、
クルーズ船のコロナウイルスがニュースで騒がれ始め、今ほどマスクは定着していなかったそんな頃、
私たちは初めての家族旅行に出かけました。
『えんとつ町のプぺる』という絵本をご存知でしょうか。
お笑い芸人、キングコングの西野亮廣さんの絵本で、昨年12月にはアニメ映画も公開されましたね。
映画は芦田愛菜ちゃんや窪田正孝さんが声優をされていました。
絵本も映画も、絵がとても美しいそうです。
その、『映画 えんとつ町のプペル』の約一年前に講演された『舞台 えんとつ町のプぺる』を観るため、家族で東京に行ったのです。
舞台を観に東京まで行くなんて考えてもみませんでした。
一昨年の年末、舞台公演されることを知ってから長女が行きたいと言い出し、
私は、そりゃあ行きたいけど、舞台のために東京になんて行けるわけないよと思い適当に相手していました。
チケット発売の前日に、再度長女が行きたいと言い出し、
次女ももちろん行きたがり、
視覚障害者の家族旅行は難しいためこれまで一度もできていなかったので、
念願だったという夫も乗り気になり、
それならばと、計画可能か考えてみました。
せっかく東京に行くなら、次女の夢だったディズニーも組み込みたいと考えて・・・
ディズニーランドは来園者が少ない平日に行きたい!
せっかくなので2Days行って満喫したい!
長女は高校は休んでも公務員の塾は欠席してほしくない!
夫が3日連続で仕事を休めるか・・・
となると、
舞台を2月1日の土曜日昼公演にして、
ディズニーランドをその前の木曜と金曜に行けるのがベストということになりました。
舞台のチケット発売の朝、時間前から長女とコンビニの機械の前で準備をし、希望の日時のチケットが購入できました。
ただ、家族4人近い席を取りたいのに離れた席に2人ずつでしか表示されず、それで購入に進むかキャンセルするかだったようで、座る組み合わせは後に考えることにして取り合えずチケットをゲット。
急遽1カ月後の家族旅行が決まりました。
私と娘たちは、私の母がよく旅行に連れて行ってくれますが、自分たちで予約をしたり支払いをしたりするのはこれが初めてでした。
長女が頼りになり、その日の内にじゃらんで驚くほど安く飛行機とホテルのパックが取れました。
じゃらんもディズニーのパスポートもクレジット決済のみでしたので、ほとんど使用したことのなかったクレジットカードで手続きを進めるとどうしてもディズニーの決済ができなかったようです。
夫が帰宅後、カード会社に問い合わせてもらうと、
これまで利用のなかったカードでそのひ急に
ユニクロで3万円以上、
じゃらんで14万円以上の利用があったので、
ストップがかかったとのことでした。
本人確認後、ロックを解除していただけて、ディズニーパスポートもどうにか購入することができました。
スムーズにいかないところがあり焦りましたが、突然の高額利用にストップがかかるカード会社には感心してしまいました。
旅行最終日の講演当日、舞台は主人と私ペア、長女と次女ペアに分かれて観劇しました。
この劇場は、座席がゆったりで、背もたれが頭の上まであったのが印象的でした。
隣や後ろの人をあんなに気にしないリラックスできる劇場は私は初めてでした。
目が見えない私たち夫婦は舞台は音と雰囲気を感じるだけですが、十分に楽しめ、感動しました。
今振り返ると、
視覚障害者両親の初めての家族旅行で、
計画を立てて、力を出し合い準備をして、無事に最終日を迎えられたので、
この日に観た舞台は思い出深いものになったのかなと思います。
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