夫とぴおんちゃん!?

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先日の夕方、夫から電話で

「俺、今日ぴおんちゃんに会ったよ」と言われて驚きました。

ぴおんちゃん(仮名)は長女の友達で、

一緒に公務員として働き始めた子です。

先日のブログ

長女の友達

一体どういうことか聞くと

その日夫は小学校に点字についての授業に行ったらしく

それがぴおんちゃんが働く小学校で

学校に到着して事務室に挨拶をすると

「え!?お父さん!??」

とものすごいびっくりする声が聞こえ

それがいつも長女のスマホのスピーカーから聞こえる声と一緒だと気づき

「あれ?ぴおんちゃん??」

となったとか。

「はい!!!」と走って来てくれたそうです。

私だったら、

小学校に点字の授業に行くというのは大きなイベントで

数週間前から心の準備が必要ですが、

鬼の忙しさの夫にとっては

毎日何件もあるたくさんの仕事の中の一つだったらしく

私たち家族に特に話してもいなかったようです。

その学校が、ぴおんちゃんの仕事先だというのも全く繋がっていなかったらしい。

ーーーーーーー

ぴおんちゃんの同僚の方が

通勤途中のある道で

白杖を持ったお父さんと赤ちゃんをよく見かけていて

その赤ちゃんがどんどん成長していって

とうとうお父さんの手を引いて歩くようになってねぇ…

という話を以前されて、

ぴおんちゃんは「へぇ…」と聞いていたそうなのですが

その日事務室に来たうちの夫を見たその同僚の方が

「私、あの人のことを話してたんだよ!!!」となったのだそう。

生まれた頃から、何年も、保育園に歩いて通う夫と次女を見かけてくれていたようです。

白杖を使っている視覚障害者が

幼い子どもと歩いている姿というのは

見かけた方の印象に残るのかもしれませんね。

小学校で仲良くなった次女のお友達のお母さんからも

夫が次女を連れて保育園に歩いているのをよく見ていたと話してくれたことがあります。

長女は

「視覚障害者の親と、その子供が歩いてるなんて別によくある光景だと思っていたけど、そうじゃないのかなぁ」と言いました。

う~ん

白杖で一人で歩いている視覚障害者というだけでも

見かけた人にとってはちょっと印象に残るところがあると思うので

考えてみたら、白杖で歩く視覚障害者が幼い子供を抱っこしていたり手を繋いで歩いていたりすることは

かなりインパクトのあるシルエットかもしれないねと笑って話しました。

うちの娘たちにとっては

両親が白杖を持っているのは当たり前で

その親に手を引かれて歩き、

いつしか逆転して手引きをしてくれるように変わるというのは自然な流れでした。

夫や私が娘たちと歩く姿というのは

自分で思っているより外では目立っているのかしらと気づいた出来事となりました。

結論。

今以上に姿勢よく、笑顔で歩くよう意識します♪

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