次女は夫を遊びに誘います。
かくれんぼ、鬼ごっこ、戦いごっこ、柔道、合気道、お相撲・・・
8歳の次女のペース、次女ルールです。
最近はよく
ダイニングテーブルの周りをぐるぐると走り回って鬼ごっこ。
もう少し小さい頃は
全盲の夫も追いついたりしていましたが
最近は本当に追いつけなくなってきました。
逃げる次女も本気モードで
二人とも靴下を脱いで
右回り左回り駆け引きをしながら激しく走り回ります。
その騒がしい円の中のダイニングこたつでブログを書いたりコーヒーを飲んだりしている私。
いつまでも追いつけない夫に味方をして
たまに次女に通せんぼをしてみたりと少々お手伝い。
先日、
追いかけていた夫が突然バッターーーンと倒れました。
すごい音で
何が起きたのか
「大丈夫？」と声をかけますが応答なし。
場所的に
テレビの近くで本棚方向に倒れた感じの音だったので
頭を打ったのかなと焦って
「大丈夫？？」
「・・・死んだ」と返事。
生きてた。
テーブルの角を曲がろうとしたら
小さなビニール袋が落ちていて
それがバナナの皮を踏んだように滑って
宙を浮いて飛んで
倒れる時に洋服が椅子の背もたれに引っ掛かり
椅子と一緒に大きな音を立てて倒れたとのこと。
お腹の下に椅子の背もたれ。
バンザイしてパタリロのようなポーズで床に倒れていました。
奇跡の転倒。
カーブは曲がった後だったらしく、
頭は本棚方向ではなくキッチン方向でした。
柔道をやっていたおかげで
咄嗟に前受け身を取りどこも打たなかったそう。
ケガもなく無事。
飛んでいる間、走馬灯が見えたとか…？
おもしろすぎて笑いが止まりませんでした。
次女よ、
君の優しいお父さんは
大きくなった君のダッシュにはもう追いつけないよ。
目が見えないんだ。
それでもがんばってせっかく追いつきそうに迫った時
「足が痛い」「お腹が痛い」とタイムを取るのはちょっとズルいと思うぜ。
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