めずらしくヘコんだ話をします。
もう立ち直っていますが、聞いてください。
今日、私は大失敗をしました。
「お母さん！漢字ノートが明日でなくなる！」
と次女が言ったのが昨日のこと。
小学3年生の次女は、毎日1ページ漢字の練習をするのが宿題の一つであります。
本日最後のページのノート。
全盲母は必要なものができてもすぐ買い物に行けるわけではないため
なるべく早め、残り5ページくらいの余裕を持って教えてねと言っていますが
ギリギリに気づくことが多いです。今回もそうでした。
ブラスバンドの練習がある日は
練習前の空き時間に学校で宿題を済ませることができて次女はうれしいようです。
本日の水曜日、ノートを準備できれば
明日はブラスバンドの練習前に新しい漢字ノートに宿題ができる。
本日ノートを買いに行けなければ
明日のガイドヘルパーさんとの外出でノートを買うことになるため
漢字の宿題は帰宅後にしかできない。
学校で宿題を済ませたい次女の希望は
新しいノートは今日中に欲しい！でした。
近所のドラッグストアにあるかなぁ、あったらいいなぁという思いで、
全盲の夫は一人でドラッグストアに行けますが
商品はお店の人に見ていただかなければなりません。
漢字ノートのマス目数まで指定で店員さんに探してもらうより
できれば次女がお店に行った方がいいよねと思いました。
なので、ピアノのレッスンの後に夫と次女に行ってもらおうと考えました。
しかし帰宅した次女は
ピアノの後、久しぶりに仲良しのKちゃんと公園で遊ぶ約束をしたと喜んでいました。
3年生になり次女はブラスバンドに入ったため週に三日は帰りが遅く、
クラスが離れてからKちゃんとは下校時にも会えないことが増えて、
最近は雨も多くなかなか遊ぶ機会がなかったのです。
とても遊びたがっていました。
でも漢字ノート・・・！
ピアノが終わり次第すぐ買い物に行って
帰りにそのまま公園に行けば
4時50分過ぎには着くと思うから
6時まで十分遊べるからと
今になって思えば私の勝手な都合による考えで次女に話をしました。
ドラッグストアで漢字ノートを買ってから夫も付き添って待ち合わせの公園に行ったら…
Kちゃんはいなかったそうです。
次女が行くと言っていたのは4時40分。
到着したのは4時55分。
次女は泣き出したそうで、
約束の時間に行かせた方がよかったね、なんかかわいそうだったと夫は言っていました。
Kちゃんの家は公園のすぐ近くなのでピンポン押してみようと夫は言ったそうですが
悲しくなった次女は行くことができず、
もう一つの大きい公園にいるかもしれないから行ってみようかと誘ったようですが、家に帰ってきました。
「帰りにコンビニでアイスでも買ってお家でゆっくり食べよう」
と話をして帰ってきてくれたそうです。
私は
次女が少しくらい遅く行っても
ほかにも遊びに来ているお友達はきっといて
遊んで待ってくれているだろうと
本当に勝手に考えていました。
今日の約束は
次女とKちゃんの二人の約束だったのですよね。
次女は約束を気にしていたのに
私が
漢字ノートを買ってから急いで行けば大丈夫のように言ったのです。
二人に、本当に悪いことをしてしまいました。
Kちゃんのお母さんに事情を説明して申し訳なかったと伝えました。
Kちゃんには「きっと用事があって来れなかったんだよ」と話してくださっていたそうです。
いや～最低。なんか自分が情けなくて泣けてきました。
次女にもお風呂で改めて謝りました。
次女は
「え？お父さんがアイス買ってくれて食べたからもういいよ」
と、完全に水に流してくれていました。
そのストレートな許し具合に
母はまた泣けてきた。
反省した私は決意しました。
今後は
子ども同士の約束を
大切に考えます。
4時半にピアノのレッスンが終わるので4時40分くらいに公園に行けると言った次女。
4時40分に公園で待っていたけど次女が来ないので帰ったKちゃん。
スマホを持っていない分
考えて約束の時間を決めて
それを守ろうとしているのは
むしろ小学生の次女たちの方かもしれません。
やらかしてしまった私は、一つ学びました。
次女、Kちゃん、
二人の約束を軽く考えてしまい、今日は本当にごめんなさい。
お母さんは考えを改めました。もう大丈夫です。
二人が遊べる晴れの日が、早くきますように。
梅雨入りしたばかりですが、月曜か水曜をお天気にしてください。
どうか、お願いします。
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