子供の気持ちに寄り添っていきたい

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4年生で、学校から彫刻刀の販売カタログが配布されました。

我が家には10歳半上の長女がいて、なんでも丁寧に使う子でした。

学用品はきれいな状態で一通りのものが揃っています。

鍵盤ハーモニカ、リコーダー、絵具セット、習字道具、裁縫セットなど。

でも鍵盤ハーモニカは保育園で次女用のものを買い、
リコーダーと絵具セットも新しく買いましたので、
長女の時のものは家での遊び用や練習用として使っています。

習字道具だけは買わずに、長女のものを使ってもらいました。

彫刻刀も、もちろん長女の時のものがあります。
できればこれを使ってほしいなと私は思いました。

学校からは
「お下がりを使われるご家庭は、錆びていないか確認をし、錆びていれば買い替えをお願いします」
とのことでした。

彫刻刀は、絵具や習字道具よりも更に使った頻度が少なく、きれいな状態だと思うのです。
でも次女はカタログを見て、欲しそうな様子。

カラフルおしゃれらしい、現代の彫刻刀が欲しい気持ちもわかります。

次女から
お姉ちゃんの彫刻刀が錆びていないかと、
カタログにどんな彫刻刀があるかをホームヘルパーさんに見てもらってほしいと言われました。

見てもらうと、錆びはなくきれいな状態に見えるとのこと。

カタログのはどう違うのか聞いてみました。

すると、
次女が印をつけていたのは
筆箱のようなケースに収納された彫刻刀でした。

長女のと同じ商品、プラスチックに入った彫刻刀が、
むき出しではなく、かわいいカバーに収納されるという進化をしていました。

長女のものをメルカリででも売って、
次女用に好きなデザインを買ってあげるべきかと思うようになっていた私でしたが、

ん?もしかしたら、これを入れるかわいいカバーがあればいいのかな??

次女と話すと、
ぴったりのかわいいカバーに入っていれば彫刻刀はお姉ちゃんのでいい
と言いました。

では週末にダイソーにでも行ってみて、これにぴったりのケースを探そうということになりました。

以前私も、点字の機械 ブレイルメモを入れるケースを探して
ちょうどいいポーチを買ったことがあります。
きっとあるはず。

例えば…と、
私が持っている通帳をまとめて入れているケースや、お薬手帳や保険証を入れているケースなど
こんな感じのを探しに行こうねと見せていると、

無印良品の、今は使っていないケースをみつけました。

あれ?…これ、いいかも~

彫刻刀を入れてみると
このために作られたケースだったのでは?と思う程ぴったりサイズでした。

次女に見せてみると、色もデザインも次女好みだったようで
「かわいい。W(次女)これがいい!これだったら何も買わなくていい!」
と、心から気に入ってくれました。

無印良品の、商品名は何だったでしょうか。
母子手帳ケースだったかなぁ。

ベージュの、キャンパス生地のような優しい触り心地のケースです。

縦、横幅、マチまで、本当に彫刻刀にぴったりでした。

次女はうれしそうに
お姉ちゃんの名前シールを剥がし、一本ずつに自分の名前シールを張っていました。

お下がりで我慢させて嫌々使うことになるのではなく、
話を聞いて、次女が納得するものを準備できてよかったと思います。

気を付けないと私は
私の価値観で決めつけて
押さえつけたり我慢をさせたりしているのかもしれない。

お母さんには思ったことを言ってもいいんだと、
お母さんに話してよかったと思ってもらえるような母親になりたいです。

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