さて今日私は
兄夫婦と私の母と4人で
お隣の県にある家具屋さんに行ってきました。
我が家の家具を選ぶのに
みんなが時間を作ってくれました。
この日を迎えるまでに私は
考えて眠れない日が何日あったことか。楽しみすぎて。
本日の目的は
ダイニングテーブルは買いたい。
ベッドはサイズをどうするか迷っているのでいいものに巡り合えたら。
食器棚はどんなのがあるかしら。
という感じでした。
次女が小学生の間は、
次女の部屋とも近いリビング横の6畳の和室にベッドを置こう
ということは決めました。
でも、兄夫婦のようにシングルベッド二つなんて
6畳の部屋には狭くなりすぎてとても置けない。
どうせくっついて寝るんだから
セミダブル?
セミシングル二つ?
ベッドの向きは?
朝、我が家を見に来てくれた兄が
あらゆる場所を測って
シングルベッド二つ置ける
キッチンと脱衣所を繋ぐドアは潰して壁にしよう
リビングのデスクと棚は全部処分
などと、私の概念を覆すようなアイディアばかり提案してくれて、
出発前に頭が混乱してきました。
しかし
さすがついこの間実家をリノベーションして生まれ変わらせただけあって
感覚が鋭いというか洗練されているというか。
我が家のコーディネーターK(兄)に、従ってみることにしました。
とは言え
ベッドの大きさは悩ましい。
シングル二つ、置けるといっても、部屋のほとんどがベッドになってしまいます。
ただ、夫と二人ならセミダブルでもいいかななんて思い始めてから
最近はまた毎日次女が一緒に寝ていて
セミダブルなら私と次女がベッドで、夫は床に布団を敷く毎日になりそう。
布団とお別れできないことになる。
だからと言って三人で寝られるベッドにすると
間もなく一緒には寝なくなる次女が来なくなったら無駄に広いベッドが部屋を占めることになる。
このようなことを考え始めると
本当に眠れなくなるのです。
お店に着くと
やはりシングルベッドを二つくっつけたシングルツインというのが主流なようで、
ヘッドボード付きのとても良さそうなベッドがかなりお安くなっていました。
どれぐらいかというと、
30万円くらいが、20万円以下になっていた。
一応セミシングル二つというのも見に行きましたが
幅85センチというのは想像以上に狭かった。あに曰く「これは寝台列車」
二つ並べると170センチでクイーンサイズなのですが、
話して使う日もあるかと思うと、この85センチ幅に夫が寝るのは無理だと感じました。
長女からのお下がりで現在次女が使っているベッドを、
私はセミシングルだと思い込んでいました。あれはシングルのショート丈だったようです。大きな勘違い。
観念して、納得して、シングル二つを購入することに。
ベッドの両側は30センチずつしか床がなくなりますが、
広々寝てみようと思います。
これまでシングルの布団を二組くっつけて敷いていたので、
まあその大きさのままベッドになることになりますね。
ベッドの下をお掃除ロボットのルンバが通れるのが、私の条件でもありました。
触った感じ空間が低く思えて、兄に
「本当にルンバが下を走れる?」と何度もしつこく確認。
兄も何度も測ってくれて、「ギリだけど、多分大丈夫」と言います。
もしもギリ入らなかったら、埃だらけのベッドの下になっちゃうよと心配していると店員のおじさんが、
「もしギリギリだめだった時は、1センチくらいの板をベッドの脚の下に敷いたらどうですか」と言われ
なるほど、解決策はあるなと想い購入を決めました。
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連れて行ってもらった家具屋さんはとても大きくて、
離れた建物でなんと7館ありました。
途中別の館に行く際、横断歩道を渡って移動。家具屋さんの町みたいでした。
ダイニングテーブルは
兄夫婦が買ったようなシンプル~なのが希望。
6人家族の実家は180センチある大き目テーブルです。
三人家族になった我が家には150センチか160センチで十分だろう。
ちなみに今使っている4人掛けは幅120センチです。
これまではダイニング5点セットのようなテーブルに椅子4脚のセットでしたが、
この家具屋さんは好きなテーブルに好きな椅子を選んで購入する感じでした。
すてきなテーブルばかりいくつも触らせてもらって迷い
実家のとはタイプが違う、4カ所に浅い引き出しがあるものにしました。
テーブルの上に何も置きたくないと思ってはいても
リモコンやスマホやイヤホンなど置いてしまいます。
リビングをスッキリさせるために
コーディネーターK(兄)から文房具屋薬箱を入れている扉付きの棚も撤去するように言われました。
爪切りやハサミなど、リビングに置いておきたいものもあります。
例えばそれらを、このテーブルの引き出しに入れられるのかなと。
もしかしたら、ティッシュも引き出しに入るかも?
食事の時に、私のスマホやイヤホンも引き出しに入れられていいなと思い決めました。
ただ、引き出し付きのテーブルにしたため
椅子が肘掛ありだと引っ掛かって入りませんでした。
テーブル下に入れられる肘掛なしの椅子はいまいち座り心地が良くない。
椅子はなるべくテーブルに入っていてほしい私。
全盲で、やはり家の中のものにぶつかることが多いんですよね。
というか、
家具にぶつかることで、部屋のどの位置に自分がいるのかを確認するというところもあります。
でもテーブルの両側に入りきれないで大きく椅子が出っ張るのはイヤだなぁと、
いろんな椅子を置いてもらっては座ったり入れたり試していると
ベンチがありました。
ベンチなんて重いし硬いし好きじゃないと思っていたのですが、
そのベンチは不思議と座り心地が良かった。背もたれもないのになぜだろう。
そしてそんなに重くもない。動かせる。背もたれがないからすっきりしている。
ベンチ、いいかも。
片側をベンチにして、
片側を短めの肘掛ありの椅子2脚に決定。
私にはわからない色の具合を、義姉が考えてくれました。
我が家のテレビボードの色に合わせると…とか、リビングの床の色とのバランスとか
ナチュラルとかオークとか、私にはピンときません。
濃い色は傷が目立ちやすいとのことで、テーブルは薄い色の方にしました。
すると色次第で値段が違って、選んだテーブルと椅子では7万円くらい差がありました。
薄い色の方がお安くてラッキーでした。
食器棚の購入は将来キッチンをリフォームする段階で考えることにして、
今日の買い物はダイニングテーブルとベッドで終了。
これだけでもお家の雰囲気は随分変わるよと言われ、とっても楽しみです。
兄においしいウナギまでご馳走になって、最高の日になりました。
視覚障害者の私には縁のなさそうな県外のおしゃれな家具屋さん。
兄夫婦と母に連れて行ってもらい、センスも借りて、すてきな家具を買うことができました。
ありがとう。感謝です。
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