寒い日は、お家で映画

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今週末から小学生の次女は冬休みになるため、
水曜がやすみの夫と二人でゆっくりできるのは、今日が年内最後です。

寒いし雨も降っていて私が外には出たくなくて、
家で二人で映画を観ました。
全盲夫婦、映像はなしなので「映画の音だけ聴きました」ですね。

私は時々、家のことをしながら一人で映画を楽しんでいます。

さほど期待をせず一人で観て、おもしろい作品に出合ったら夫とも観るという感じです。

~最近私が自宅で観た作品~

『エイプリルフールズ』 2015年
戸田恵梨香・松坂桃李・その他豪華キャスト
一人で観て、その後夫とも観ました。
20名以上の豪華キャストが絡み合い、ドタバタだけどとてもおもしろかったです。
2回観て、同じシーンで泣きました。

『老後の資金がありません』 2021年
天海祐希・松重豊・草笛光子
これはAmazonのプライムビデオで音声ガイドなしで観ました。同じ頃、母も観たようです。

『テルマエ・ロマエ』 2012年
阿部寛・上戸彩

『恋する寄生虫』 2021年
林遣都・小松菜奈
タイトルで軽めの恋愛ものかなと観始めたら、ちょっと思めでした。
長女が好きな林遣都。演技、上手でした。

『マエストロ』 2015年
松坂桃李・MIWA・西田敏行

そして本日夫と観たのは
『ツナグ』 2012年
松坂桃李・樹木希林・佐藤隆太
です。

「パディントン」の主役のくまの吹替や
実写版の『耳をすませば』の聖司くん役を観て、
これまで全く興味がなかった松坂桃李の作品を最近よく観ています。

今日二人で観た(聴いた)『ツナグ』は
第32回吉川英治文学新人賞に輝く、辻村深月の小説を実写化したものだそうです。
先日お会いしたガイドヘルパーさんは小説を読んだとのことでした。

生きている人と、すでに亡くなった人を
満月の夜に一生に1度だけ会わせることができる役目“ツナグ”の見習いをする高校生・歩美(松坂桃李)のお話です。

ガンで逝去した母と会いたいという高慢な中年男、
けんかをしたまま事故死した親友に尋ねたいことがある女子校生
などのさまざまな依頼人とのやりとりの中、

“ツナグ”を受け継ぐか考え、小さい頃に亡くなった両親に想いを馳せます。

夫は大変感動していました。

人生はたった1度だけれど、
その1度の人生を、亡くなった人と再会し過去をどのように受け止めるか(その人との思い出をどう意味づけるか)・・・

映画の中でいくつものドラマが転回するものでした。

主人公の歩美が、ツナグとしての特殊な経験を通して、
亡くなった人と生きている人との関係は生きている人が一歩踏み出せるためのものであってほしい・・・
と語る場面がとても胸に響いたそうです。

この映画は『死者が抱えた物語』と書いてありましたが、
人生の中で関わった人たちとの関係性や意味付けは、自分自身で決めるものだと言うメッセージがとてもよかったと夫は言っていました。

この映画も、ネット上では賛否あるみたいです。
みなさんはどのようにうけとられるでしょうか。
観ていただきたいです。

寒い日に家で映画を楽しんだ話でした。

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