明日観る映画をおさらい

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あす、夫と次女とEさんと実写版「耳をすませば」の映画を観に行きます。

ということで、今日はその予習。
家で家族三人でジブリのアニメ「耳をすませば」を観ました。

ジブリ作品の中で私が一番好きな映画です。ダントツ一番です。

次女はテレビ画面でDVDを再生し、
同時に、夫と私はiPhoneで音だけの映画に音声解説をつけたシネマデイジーを再生してイヤホンで聴きました。

聖司くんの声が高橋一生(当時14歳)というのは有名な話ですよね。
収録の一週間後に声変りが始まったらしく、タイミングが奇跡的だったのだそうです。

進路に迷う中学3年生の主人公 月島雫(つきしましずく)と
大きな夢を持つ同級生の天沢聖司(あまさわせいじ)の物語。

将来はヴァイオリン職人になるという夢を抱いている少年との出会いにより、
夢に向かって進んでいく聖司と目標のない自分を比べて劣等感を覚える雫。
自分も実力を確かめるためにずっと前からやりたかった「物語」を書こうと決心する。

そんなお話です。

私の中学3年の夏といえば
3度の手術の後、視力は回復せず盲学校に転校することが決まり、

好きな人のことも
普通の女の子でいることも
きらきらの青春も
全てあきらめないといけないんだなとプチ絶望期。

この映画の公開は1995年7月。
私が高校2年生の時です。

おそらくその1~2年後に
仲が良かった弱視の後輩とレンタルビデオで観たのだと思います。

原作は月刊の少女雑誌『りぼん』で1989年8月号から11月号に連載された柊あおいさんの作品。

当時私は小学5年生。
『りぼん』は毎月購入しておりました。

連載が始まった『耳をすませば』は記憶にあります。

りぼんの黄金期と言われる90年代。
小学校高学年から中学時代ですので、私はドンピシャの世代です。

…しかし、ジブリで有名になった『耳をすませば』が、りぼんでたった3カ月の連載作品だったとは、今回調べてみて驚きました。

いつ観ても、何度観てもニヤけてしまう映画。

雫ちゃんの真っ直ぐさと
聖司くんのかっこよさ、
二人の純粋な想い。
こういうの、大好きです。

この10年後が
実写映画になるのか。

事前にちょっと評判など検索してみました。
…なんか、いまいちらしい。

聖司くんはバイオリンではなくチェロ奏者の設定に変わっているらしい。

アニメ版を好きで、27年間あの世界観を大事にしてきた世代には、
「思ってたのと違う~」という印象になるようなレビューがありました。

でも『耳をすませば』という作品な限り、私は見届けたい。

別物の映画として楽しんだ方がいいと書いてあったのを参考に、
期待はずれかもしれない、描いていた雰囲気と違うかもしれないと夫にも次女にも自分にも言い聞かせて、
明日の実写版『耳をすませば』を楽しんできます。

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