最適な羽毛布団を選ぶまで

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年末の記事

羽毛布団が破けた

の続編となります。

我が家の布団選びと、羽毛布団に興味がある方だけお読みください。

羽毛布団を購入しなくては。

新しい布団を買うより先に、これまでの羽毛布団を捨ててしまった。

生地が破けて羽毛やフェザーが舞うので我慢できなかった。

処分した大きな大きな羽毛布団のほかに我が家にあったのは、

シングルの羽毛布団が一枚。

次女が自分の部屋で寝る時に使っていました。

次女が私たちのベッドで寝る時は

私と次女が大きな羽毛布団、

夫がシングルの羽毛布団で寝ていました。

これまでの大きな羽毛布団は三人で寝るのにも十分足りるのですが、

毛布がダブルサイズ一枚とシングルサイズ一枚なためと、

大きな羽毛で三人で寝ると

真ん中の私はベッドを抜け出すのが至難の業。

布団に切れ目がないので

夜中に目が覚めてトイレに行ったり水を飲みに行ったりするのにすごい大変でした。

おそらくほかにはないだろうと思いつつ掛け布団を探してみると

夫の母が以前、幼かった長女に作ってくれたくまちゃん柄の布団が出て来た。

厚手の掛布団の方は長女が一人暮らしの部屋に持って行っていて、

使ったことのない薄手の掛布団がありました。

敷布団は次女のベッドで使用中。

明らかに冬用ではないだろうくまちゃん布団(薄い方)。

でも破けた羽毛布団を早く捨てたかったので

12月中旬、毛布と薄手くまちゃんで次女と寝てみました。

寒がりではない私と次女は

この組み合わせで案外寝られた。

ということで12月21日に祖母の大きな羽毛布団は処分したのです。

しばらくはこのくまちゃん布団で寝て、

よさげな羽毛布団を早く買おう。

羽毛布団についてググって、詳しくなりました。

奥が深い。知らないことだらけでした。

羽毛の種類はグースダウン(ガチョウ)かダックダウン(アヒル)か

ダウン(羽毛)の割合が大きい程暖かい

生地は通気性のいい綿なのが好ましい

ダウンパワーという数値があり、400以上だとかなり暖かいらしい

我が家の場合、

どのサイズを買うかというところから悩みでした。

夫とシングルを2枚にするか

ダブルにするか

ベッドがシングル二つをくっつけた2メートル×2メートルなので更に大きいクイーンサイズにするか

正直なところ、あまり大きな布団は買いたくありません。

大きいとその分重くもなるし、干したりカバーを付け替えたりするのも扱いにくいからです。

羽毛布団なのだからそりゃ暖かい方がいいに決まってる。

軽くて暖かくてにおいも気にならないというグース(ガチョウ)にするか(値段もお高くなる)

においがあるかもしれないが価格がお手頃なダック(アヒル)にするか。

西川ブランドにするかこだわらずに考えるか。

なんとなく年越しは新しいお布団で寝たいなと思い

年末少し焦って選んでいました。

羽毛をシングル2枚にすれば

毛布もシングル2枚買い直しとなる。

しかも夫婦くっついて寝ると思うとシングル2枚は避けた方がいいですね。

全盲の私には

正方形(210センチ×210センチ)のクイーンサイズが縦横考えなくてよくて扱いやすいかしらと考えたり。

迷っているうちに、

「気密性の高いマンションではハイパワーの羽毛布団は必要ない」

のような記事も読んで降り出しに戻りました。

なるべく暖かい羽毛をと探していましたが、

私、ふっかふかの厚みのある羽毛布団が好きじゃないことを思い出しました。

羽毛布団には

本掛け、合掛け、肌掛けという種類があるらしい。

なんだか聞いたことはあるような、興味がなかったので、これまで全く覚えられなかった名前。

親世代が季節ごとに掛布団を出したり替えたりするのが本当に意味がわかっていませんでした。

そういえば肌掛けとか合い掛けとか聞き覚えがあります。

我が家の寝具は、毛布と羽毛布団のみ。以上です。

温かい時期は毛布のみ、寒くなったらそれに羽毛布団を出すという暮らしでした。

今回調べて色々とわかりました。

夏は薄い肌掛け羽毛、

春と秋は合い掛け羽毛、

冬は本掛け羽毛を使うのだそう。

肌掛けと合い掛けを2枚重ねたら本掛け羽毛の機能になるのだそうです。

そして、暑がりの人や気密性の高いマンションで暮らしている人は

冬でも中間の相掛け羽毛で十分なこともあると。

我が家は、もしかしたらそれでいいのかもしれない。

サイズはシングル2枚かダブルかクイーンか、

羽毛はグースダウンかダックダウンか、

という悩みに加え

本掛けか合い掛けかという悩みが増えました。

これを、

毎日ぐるぐる悩むこと数日。

この際、みんな同じ環境で睡眠できるよう、

家族分を揃えたいと思うようになり、

次女用(次女が一緒に寝ている間は夫用)にシングルサイズを、

夫婦用(次女が一緒に寝る間は私と次女用)にダブルサイズを

買うことをきめました。

やっとサイズが決まった。

今回選ぶ基準として

ヨーロッパ産のダウンで、ダウン率90%以上

春秋用の合い掛け羽毛

生地は綿100%

日本製

などが私の条件となりました。

Amazonで、西川ブランドでは条件全てにクリアするものをみつけられませんでした。

おそらくノーブランドで、

グース(ガチョウ)なら2枚買えば10万円、

ダック(アヒル)なら2枚買って6万円というのを見つけました。

せっかく買うならグースにしたいなぁと思っていましたが、

同じお店の商品なのになぜかAmazonで

グースの方はレビューの書き込みが全くなく、

お手頃価格のダックの方にレビューが240件ほどあり満足している人がほとんどでした。

焦って年内に購入するのはあきらめて

年明けまでゆっくり考えました。

一度買ったら簡単に買い換えられるものではありませんし、

買ったのに暖かさが足りず眠れないなんてことは絶対に避けたい。

悩みに悩んだ結果、Amazonで

寒がりではない次女用のシングルサイズを先に購入してみることに。ダックダウン(アヒル)です。

これで寝てみて暖かさが足りなければ

夫婦用のダブルサイズはグースダウン(ガチョウ)にしようと思っていましたが

大丈夫でしたので同じ商品のダブルサイズをすぐに注文。

購入した羽毛布団には国産綿100%のカバーがおまけで付いていて、

カバーを選ぶ手間もコストもかからずラッキーでした。

これまでの祖母の羽毛布団より軽くてとても扱いやすい。

温かさも100点ではないものの割と満足しています。

奥が深い布団の世界。

考える項目が多く、私たちにとっての最適を選ぶのはとても時間がかかりました。

我が家の羽毛布団問題はこれで終了です。

このようなもの選びを、全盲の私が納得がいくまで時間をかけられたのも、

音声読み上げ機能でiPhoneを自由に使えるからです。

Google検索で情報を獲て

Amazonで希望の商品を探す。

お見せに出かけることなく、誰かに連れて行ってもらうことなく、

商品の詳細も何度も聴き比べて

いいなと思ったものをカートに入れて

何日もかけて比較検討しました。

視覚障害者は、iPhoneをどのくらい自由に使えるかで

人生の豊かさが変わる気がします。

みんなもっとiPhoneが使えるといいのにな。

我が家はベッド生活になってもうすぐ一年。

本当に快適で、買ってよかったと幸せを感じています。

長年カバーなしで使い破けてしまった羽毛布団から

今回新しい羽毛をお迎えして、ますます睡眠タイムが幸せなものになりそうです。

最後まで読んでくださってありがとうございました~。

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