次女の猛ダッシュ

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平日の朝は毎日家族三人をお見送りします。

4月からは社会人になった長女が一番早く家を出るようになりました。

長女を7時から7時15分頃見送り、
小学2年生の次女を7時半に送り出し、
夫を8時に見送ります。

昨日は夫が家を出て5分経つか経たないかという頃、玄関がガチャガチャッとなり鍵が開きました。

夫が忘れ物を取りに戻ったのだろうと思ったら、

「ハァ、ハァ、ごめーん、巾着忘れたぁ」
と次女の声。

私は飛び上がるほどびっくりしました。

え?学校から戻ってきたの?
巾着って何?
体操服の巾着は水泳バッグに入れて持って行ったよね?
先生には言ってきたの?
どうして?どうして戻ってきた?

おたおたする私。

とにかく、次女がランドセルの準備をしていたリビングの床付近を探ると、

ナフキンと歯ブラシとコップが入った給食セットの巾着が落ちていました。

…これ??

「それ!ありがとう!」

掴み取って駆け出す次女。

先生には言わずに戻ってきているようでした。

慌てていて泣くのを我慢している様子にも見えたので、

先生にはお母さんから伝えておくから
とにかく気をつけて走って行ってね
とだけ伝えました。

確か、一度登校したら学校を出てはいけない規則だったと思います。

知らなかったのだろうと思いますが、まさか戻って来るなんて。

スマホをみると、
登下校見守りサービスツイタもんのメールが、

7:45 正門通貨
これはいつも通りの学校到着時刻です。

7:59 正門通貨
とあり、
8:11 正門通貨
と3通目が届きました。

片道歩いて15分のところを、
次女は猛ダッシュで12分で往復していました。

給食ナフキンと歯ブラシ・・・

「先生、忘れました」
の一言が、我が娘は言えないのだろうか?

ナフキンと歯ブラシがなぜ次女をそこまでさせたのか・・・

次女は忘れ物や間違えをとても嫌がります。

自分一人できっちり準備をします。

あんまり完ぺき主義だと苦しくなるだろうな
帰ってきたらどのように話をしようかな
と、私は考えていました。

15時半に元気に帰宅した次女。

心を開いてほしいので、
何からどう話をするか考えながら、
それとなく、

「給食の巾着を忘れたら、先生に怒られるの?」
と、まず質問。

「あのね、ナフキンを忘れたらね、

給食を増やせないんだよぉ」

何もかくしてなさそうな、まっすぐな言葉でした。

おいしい給食の、好きなおかずを増やしてもらいたい

次女の猛ダッシュは、

なんとも安心できる、食いしん坊な理由でした。

完ぺき主義過ぎるのかなと本気で心配したので、私はほっとしました。

担任の先生にもご報告すると、

「なんてかわいいWちゃん(次女)!
ナフキンをよく忘れる子がおかわり好きなので、よく「おかわりできないよぉ」と言ったりしていました」
とのことでした。

なるほど。

ナフキンを忘れたお友達が先生に言われている言葉を聞いて、次女は真面目に受け止めていたようです。

先生からも、今後は忘れ物をしても取りには戻らないよう話をしていただきました。

ちなみに、昨日次女が増やしてもらったのは『ゆでキャベツ』だそうです♪

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