小学2年生の次女が持って帰った国語のテスト。
ホームヘルパーさんに読んでもらいました。
問 手紙を読んだ子すずめやお母さんすずめの気持ちを考えて書きましょう
子
わーい、早く学校に行っていろんなことを学びたいな。
母
この子たちももう小学生になるのね。
子供たちが学校に行く姿を早く見たいわ。
子
早く学校に行って友達を作って、友達といろんなことを学習したいな。
問 手紙を届ける郵便屋さんの気持ちを考えて書きましょう
楽しいなぁ
まだまだ配達できるぞ。がんばるぞ。
そろそろくもさん読んだかな
天気がいいな
問 目が覚めて封筒をみつけたくもの気持ちを想像して書きましょう
今日も郵便屋さんは手紙を届けてがんばってくれているなぁ。
今度お礼をあげよう。
今度郵便屋さんが来たら起きといて郵便屋さんのがんばる姿を見たいな。
次女の答案ここまで。
優しい楽しい気持ちがたくさん書けているなぁと思い、
どんなお話だったのか、
これの、
どれくらいが本文から抜き出した言葉で
どれくらいが次女の言葉なのか…知りたくなりました。
教科書から、次女のテストに関係がある部分を一部紹介します。
風のゆうびんやさん
風の郵便屋さんは、風の自転車に乗ってやってきます。
リンリンとベルを鳴らして、ヒューッと通り過ぎていきます。
郵便屋さんのかばんは配達する手紙でいっぱいです。
でも、ちっとも重たそうではありません。
狭い道でも坂道でも、郵便屋さんは口笛を吹きながらスイスイ走ります。
(中略) おしゃれなアゲハ蝶にパーティーの招待状、犬のおじいさんに孫からのはがきが届く場面
「すずめさん、郵便です。」
今度の手紙は屋根の上。
でも風の自転車はどこにでも配達します。
「すずめの学校が始まるお知らせよ。」
手紙を読んですずめのお母さんが言いました。
「学校ってなーに?何するところなの?」
この春生まれた子すずめたちが聞きました。
「みんなで遊んだり、歌を歌ったり、それから上手な飛び方とか、エサの探し方とかいろんなことを習うのよ。」
「わあ、おもしろそう。早く行きたいな」
子すずめたちは短い羽根を広げてお母さんの周りをピョンピョン飛び回りました。
(中略) 風の郵便屋さんが軽やかに走っていく場面。
「くもさん、郵便です。おや、くもさんはお昼寝中だ。」
郵便屋さんはクモの巣の端っこに小さな緑色の封筒を丁寧に挟みました。
くもが目を覚ましたらすぐ気が付くように。
でも知らない人が見たら銀色に光るクモの巣に、小さな葉っぱが引っかかっているだけだと思うかもしれません。
配達する手紙はまだまだたくさんあります。
風の郵便屋さんは、口笛を吹きながら元気よく走っていきます。
次女の音読を聞いて、
再度テストを読んでもらうと
次女が書いていたそれぞれの『気持ち』は、
本文に書いてあったのではなく、
本当に全部次女が考えて書いたものとわかりました。
以前のブログ
の時と同様、
我が子ながら、すばらしい考えや感じたことを書くなぁと感心してしまいました。
しかしこれだけ書いているにも関わらず、次女は
「気持ちを書きましょうっていう問題、何を書いていいかわからなくてすごく苦手…」
と言います。
いやいや、十分だってば!
私からすると、これ以上ないくらい書けていると思うのですが…
次女のこのような答案を読んでもらう度に、
成果かなとうれしくなります。
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