大げさですが
私の人生に『PayPay』を取り入れることを決めました。
スマホでのキャッシュレス決済とか、正直興味ないと思っていました。
しかもペイペイって、なんかまぬけな名前だし。
大きな理由の一つは
ただでさえ全盲で動作が遅いのに
スマートに済ませたいレジの支払い時に
スマホの画面を音声読み上げで操作して
もたついて焦るのも、後ろにいるかもしれない次のお客さんを待たせるのも避けたい。
そしたら、マイナポイントの登録とかでPayPayを取り入れた長女が、とても便利だと言い始めました。
一人暮らしの長女の家には週末に時々お友達が遊びに来ます。
みんなで食事を買って来て割り勘する際に
代表者が支払って後から徴収するのにPayPayだと
1円単位で送金ができるとのこと。
小銭のやり取りも、おつりを返したりも必要なくなったとのことでした。
それは、うらやましい。
長女とは
お互いに買い物を頼み合うことがあり
その分の支払いを忘れたり
ちょうどの金額が揃わなかったりおつりもなかったりなどすることがよくあります。
長女が帰って行った後で
「お金返すの忘れた~」「もらうの忘れた~」
となることがよくある。
そんな時、お互いにPayPayができれば
思い出した時にちょうどの金額を送金し合えるということか。
それは、とっても便利そう。
長女に「PayPayうらやましい」とメッセージすると
「すぐできる」と返事がきた。
確かにそうかも~と思った私。
長女の言葉に背中を押され、すぐにPayPayアプリを入れてみました。
すると少し前からPayPayを使っている全盲夫から、
先日私が立て替えていた何かの分の金額が送られてきた。2000円ゲット。
まだコンビニで一度もチャージしていないのに、早速残高ができました。
数日後、次女と出かけたお店でPayPayが使えることがわかり、
勇気を出してレジで支払いしてみました。
ちょっと自信がなくて最終操作は目が見える次女に手伝ってもらいましたが、
次からは多分一人でできると思います。
取り入れてみたら
不思議に『PayPay』てめちゃかっこいい名前に思えてきた。
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更に別の日、
次女と出かけた文房具屋さんのレジで
「交通系ICカードでもお支払いできますって書いてある」と次女が言いました。
現金で支払うつもりで財布を開いたところでしたが
なぜかやってみたい気持ちになりました。
保守的な私。普段ではあまりないことです。
PayPayを取り入れたことでキャッシュレス決済にエンジンがかかっているのかも。
ちょうど前日にチャージしたバスのICカードを持っていたので
残高が十分入っているとわかっていたことも大きかったと思います。
機械があるレジから離れた場所に移動して
簡単にICカードで支払うことができました。
バス用のカードで、買い物ができるっておもしろい。
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そして波に乗っている私ときたら、
次女の冬休み体操教室の申し込みをウェブで自分でやってみる気になりました。すごい変化。
会員登録は以前長女がやってくれているので
ログインして手続きに進んでみました。
できなければ、今度長女が来た時にお願いすればいいと思いながら
いけるところまで探検。
よくわからない画面になって2カ所小学生の次女に操作してもらいましたが、
申し込みは完了し支払いの画面まで行けました。
ふぅ。深呼吸をして
次女もいることだし、このままやってみよう。
以前手続きしてもらったことがあるので
私のクレジットカードが既に登録済みでした。
進むと
「セキュリティーコードを入力してください」と出ました。
…何それ。
このような手続きは本当にいつも長女にお任せしておりまして、全く初めてでした。
『セキュリティーコードとは』という説明リンクがあったので入ってみると、
クレジットカードに記載されている3ケタの番号のこととわかりました。
カードを次女に見てもらうと、それらしい数字がすぐにみつかりました。
3ケタの数字を入力して、決済完了。
で、できた。
次女の冬休み短期体操教室の
申し込みから決済まで、
全盲母の私が
一人では家から一歩も出られないこの私が
できたどぉぉぉぉぉ。
我ながら、かなり感動しています。うれしい。
どこまでいけるのか、進化が止まらない私です。ふふふ。
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