夫が依頼を受けた、点字ディスプレイの使い方の講座にお手伝いに行きました。
視覚障害者の女性部の講座で、参加者は4名。
4名というと少ない人数のようですが、
教える方も習う方もどちらも視覚障害者であること、
点字ディスプレイの機器が初心者という人もいることを想うと、
一度に4人に対応するのは厳しいだろうとのことで
私もサポートを頼まれました。
私が使っている初代の『ブレイルメモポケット』を持っている人はおらず、
同じコンパクトな16マスの
2代目の『ブレイルメモスマート』を持って来られていた方が2名、
我が家にもある3代目の『ブレイルメモエアー』を持って来られていた方が2名でした。
サポートを頼まれたものの、
私はブレイルメモエアーはほとんど使ったことがないので、講座までに夫からレクチャーを受けました。
側面にある穴やボタン、
表面にあるボタンの名前などを予習。
12年愛用しているブレイルメモポケットとは
使い方が似ているところもあれば全くちがうところもあるという感じです。
今回私が説明した内容は
新規メモの作成方法
メモの検索方法
メモ内での文字検索
計算機の使い方
などです。
それ以上のことは夫が説明していました。
さて、講座から約一週間。
12年愛用していた私のブレイルメモポケットが
なんだかとても調子が悪くなってきました。
電源を入れても立ち上がらなかったり、突然おかしな表示になって使えなかったり。
先日書いたように、修理などの対応はもう終了しています。
お別れの時が、きたのかもしれない。
夫が使っていたブレイルメモエアーが、私のものになる時がきました。
そして、
これまで使い方の違いに抵抗があり覚えようという気にならなかった『ブレイルメモエアー』は、
一週間前に講座で人に教えるために
ボタンの配置やある程度の使い方を覚えたところです。
なんということでしょう、
スムーズに使い始めることができました。
あれは、私のための講座だったのかもしれません…♪
まだ『ブレイルメモエアー』を拒んでいた頃の記事
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