病気と向き合って、医学の進歩と新たな決意

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今週は半年に一度の大学病院の検査でした。

私、採血はイヤではないのですが、
腹部のCT検査はあまり好きじゃないです。

検査の造影剤が入ってくると
短い時間ですがすごく気分が悪くなってしまいます。

ずっと、こんなものだと思っていました。

しかし、2年程前、
CT検査を初めて受ける患者さんに看護師さんが説明するのが聞こえてきて、

「造影剤が入ってくると体がかーっと熱く感じますが、
それ以上に気分が悪くなったり吐き気がするのは異常ですからすぐに言ってくださいね」

・・・ん?・・・え??

いつも熱くなると同時に気分が悪くなり
でも造影剤が全身に巡ってしまったら1分後くらいには引き始め

検査が終わって入って来られた看護師さんが
「大丈夫ですか?ご気分悪くないですか?」
と声をかけてくださる頃には吐き気が消えた頃なので

「…はい、大丈夫です」
と答えていました。20年間。

その説明を聞いてしまってこの2年、正直に伝えていますが、
造影剤を変えてみようかとなったり、
今日までこの薬のままでやってみようかとなったり、
よくわからず、結局いつも気分は悪いです。

「前回はどうでしたか?」と聞かれても
半年前や一年前のことで
しかもその間に頭部のMRIも受けるので記憶は定かでなく、

「うーん、どうだったかなぁ、前回気分が悪いと言っていたなら気分が悪かったんだと思います…」
という曖昧な返答をするからか
あちらも対応に困るのでしょうかね。

今回はこれまでで最高レベルに気持ち悪かったです。

椅子で10分程休ませてくださり
そのまま点滴で水分を入れてくれました。
造影剤が尿から少しでも早く出るようにです。

次、半年後の検査の時こそは
「前回のとは違うお薬でお願いします」と言ってみようと思います。

大学病院ではいくつもの科に診てもらっていて、
代謝内科、脳神経外科、画像診断化、泌尿器科、消化器外科…5つですね。多いなぁ。

検査の後、
今週はまず、3年前に腎細胞がんの凍結治療をしてもらった
左の腎臓を診てくださる画像診断化の診察でした。

凍らせた腫瘍は、存在がわからなくなっていて治療の効果が十分あったそうです。

現在一番大きなものも、半年前と同じ12ミリ。
大きさはそのままだと言われ安心しました。

いいよいいよ~、そのままねんねしてて~とそおっとよしよししたい感じです。

右の腎臓の泌尿器科と、膵臓の消化器外科の診察は来週です。

とにかく
私の病気でなりやすい、遺伝性の腎細胞がんは
いつも言われますがありがたいことにおとなしい習性らしいです。

この画像診断化の先生は
凍結療法という新しい治療を専門にされる先生です。

医学はどんどん進歩しているから時間稼ぎをしていたら新しい治療が出てくる。
腎臓や膵臓など、完全に摘出してしまうとやはり生活が不便になるからギリギリまでねばっていく。
いずれは遺伝子の治療もできるようになるかもしれない。
など、説明してくれました。

先日、母がニュースで見たそうなのですが、
豚の心臓や腎臓を人間に移植するという研究が進んでいるそうです。

そして今日は
マウスのES細胞から腎臓を作ることに成功したというニュースもありました。

腎臓が両方なくなれば透析、
膵臓がなくなればインスリンのコントロール。

全盲の私がそうなると
より生活が不便になるだろうと先生は言われます。

私は右の副腎と、膵臓の半分を摘出しています。

そのような影響もあってか、
最近は血糖値が少し高めで、
今回は尿酸値も高めと言われました…。

決意。
やはり、本気でやせようと思います。

健康で、元気に長生きできるように
3キロ、いや5キロ。いや、やっぱりまずは3キロ。

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