目が見えないことを意識する楽しい時間

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全盲の娘さんがいらっしゃるお母さんが、また遊びに来てくれました。

 

私もとても話しやすくて楽しいので、月一ペースの恒例になりそうです。

友達のように仲良くお話させてもらっています。

 

今回はリフォームした我が家のトイレとスライドドアを見に来てもらったのと、

チキンカレーとツナサラダを作るのを見てもらって一緒に食べました。

 

中学生の娘さんにも最近は包丁を使わせてみたりしているそうです。

 

訪朝で切る時の私の左手が『猫の手』じゃないことに

娘さんと同じだと言っておられました。

 

そういえば私は、左手を『猫の手』にできません。

指は伸ばしたまま、爪の先に訪朝を当てながら切る感じです。

 

娘さんも、時間はかかるもののやらせてみたら案外何でもできて、

出来ることが増えていっているようです。

 

先月遊びに来られた時に

私がどんなピーラー(皮むき器)を使っているか聞かれたので、

百円ショップなどの安価なものではなく1000円くらいする貝印のものを使う用になってから快適すぎて人生が変わったというお話をしました。

 

なんと、あれからすぐに同じものを購入されたとのこと。

使い心地にとても満足されていてうれしかったです。

 

全盲主婦の私が、ジャガイモの皮をピーラーでむくバージョンと包丁でむくバージョンを披露しました。

 

考えてみたら、

大きさや形によって、その日どちらでむくのが速いかを判断して決めている気がします。

主婦歴20年超えると、包丁でもスルスルと上手にむけるんですよね。

 

ある程度むいたら、

途中でジャガイモを洗うことで残っている皮が触って見つけやすいことをお伝えして、

 

あやしいなと思った微妙なところは更にむく。

先端の丸い部分は小さく小刻みにピーラーを動かす。

そもそもむきやすそうなジャガイモを選んで買う。 ←ある程度大きさのある、デコボコの少ないメイクイーン。

 

そんなお話をしながら作りました。

 

カレー作りとは関係ありませんが、

全盲の娘さんが塩コショウやふりかけなどをかけすぎたり、偏って同じ場所にばかりかかってしまうんですとのことだったので、

 

満遍なくかけたい時は

私は袋やボトルから食品に直接ではなく

乾いた自分の手のひらにかけるつもりの量を出して

フライパンの上やお皿の上で少しずつはらい落とすような動作でかけているとお話ししました。

 

こうやって、私の行動を見て質問をされると、

目が見えない私がどんな動作をしているか振り返って考えて、

言葉にすることで明確になってなんだかおもしろいです。

 

また来月お会いするのが楽しみです。

 

私が6年前から使っている、人生が変わる程?のピーラーはこちら

 

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