私は小学生の時からずっと同じ眼科に通っています。
中高生の頃何度も入院して手術してもらった病院です。
今ではすっかり全盲ですが、眼圧が上がり過ぎていないかなど定期的に診てもらっています。
車では30分程の場所で、バスで行くと片道1時間程でしょうか。
同行援護制度を利用できるようになったこの15年程は
いつもガイドヘルパーさんと出かけています。
3歳児健診の際、視力検査も聴力検査も頑なに拒否した次女は
後日市から届いた受診券を持って眼科と耳鼻科を受信しなければならなくなりました。
耳鼻科は近所の掛かりつけに行きましたが、
私の病気の遺伝の可能性もあったため
なんとなく眼科は私がお世話になっている病院に連れて行き、それ以来定期的に受診しています。
現在18歳の長女は、小学生の頃は両目A判定で視力の心配はありませんでした。
ゲームもテレビも遠ざけていました。
中学生になり塾に行き始めて
急に勉強する時間が増えたからかなと私は感じているのですが、
長女の視力は急激に下がりました。
中学生の頃は眼鏡、
高校生からコンタクトを使用しています。
下がり始めたら年々悪くなり、
ずっとA判定だったのにという思いと
このままだとどうなるんだろうという不安で、
近所の眼科の先生に質問しても、
成長の段階で、身体が大きくなるのに伴い
眼球の大きさも変化して視力が落ちるのは自然なこと
身体が大きくなるのは止められないでしょう?
のような説明に、いつもなんだか納得できませんでした。
現在小学2年生の次女は長女よりずいぶん早く、一昨年頃から左目の視力がかなり下がっていて、
右は遠視、左は近視と診断されています。
右は1,2の視力で安定していますが、
左は診察の度に近視が進んでいます。
矯正視力は1,2出るとのこと。
私は全盲で光も感じない暮らしですが、
のブログにも書いたように
全く平気で、むしろ楽しいのですが、
娘たちには目が見えていてほしいと望んでいます。
くっきりすっきり見えて暮らしてほしいです。
半年ごとの診察で、毎回、次女に眼鏡が必要かどうかというところです。
両目の度数に差があり、
眼鏡をかけたとしても左右で物の大きさが違って見えることになってとても気持ち悪く感じるとのこと。
なので、眼鏡を作るとしても左右の見え方に差が出ないよう軽い軽い度で作るらしく、
そうすると今と比べても見え方がそこまで改善するわけでもないらしい…
最近は眼鏡で矯正することで近視の進行を抑えられるともいわれているとかで、
先生も毎回うーん、どちらがいいかなぁという感じ。
結局、もうしばらく様子を見ましょうかと言われます。
遠くを見る時は右目、近くを見る時は左目で、
本人は見えにくさは感じていないだろうとのことでした。
そしてどこの病院でも
やっぱり視力低下は成長の過程で仕方のないこと…のような説明です。
すでに眼鏡をかけているお友達がいて、
一時期は憧れて、昨年は七夕の願い事に書くほど眼鏡をかけたがっていた次女。
「眼鏡はかけるにしても夏は汗をかくしわずらわしいかもしれない」という話や
「今は常にマスクをしているから眼鏡がくもって大変」という話を聞きました。
先生が「どちらでもいい」と言ってくださる間は、私はなるべくかけない方がいいかなぁと、今は思っています。
学校での視力検査の結果はD判定ですので、
席替えがあっても次女は常に最前列を左右に移動するだけです。
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