視覚に障害がある両親とその子供の、台風の日の過ごし方

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こちら九州。
先日の台風は、どうやら今回ばかりは直撃する予想でした。

9歳の次女はひどい台風の経験がありません。
保育園の頃に一度直撃した年があったように思いますが、記憶にないようです。

次女は天候を気にして、自然災害を恐がります。

私は、今月初めの台風前に張った養生テープを
また台風が来るだろうとそのままにしていたので窓ガラスの準備はオッケー。

早々とベランダの布団干しも物干し竿もスリッパも家の中へ。

台風で缶詰の二日間で
夫と次女と三人で映画を3本観ました。

子供と楽しめる映画とか
親子で観るのにおすすめの映画などで検索して私が選んだのは

『パディントン』
「ファインディング・ニモ」
『チャーリーとチョコレート工場』
『ワンダー 君は太陽』

知らない映画ばかりなので次女は「ドラえもんを観ようよ」と言いましたが
今回は台風の親子イベントということで却下。
私チョイスの中から、夫と相談して決めさせてもらいました。

18日昼 『パディントン』
19日昼 『チャーリーとチョコレート工場』
19日夜 『ワンダー 君は太陽』

いくつかのおすすめ作品リストに共通して入っていただけあって
3本ともとてもいい映画でした。

次女も三作品とも心に残ったようでした。

『パディントン』はすぐにでも続編を観たいと言い、
『チャーリーとチョコレート工場』に出てくるウンパルンパの歌をYouTubeで検索して聴いたりしていました。

もしみなさんがまだ観ていらっしゃらないのであれば
『ワンダー 君は太陽』をぜひ観ていただきたいです。

障害がある男の子の話です。

ニューヨークで両親と姉と暮らしている10歳のオギーは、遺伝子疾患によって人とは違う特別な顔で生まれた少年です。
27回も手術を受けてきたため顔には痛々しい傷痕があり、顔を見られないようオギーは宇宙飛行士のヘルメットをかぶって過ごしていました。
外の世界を知ってほしいとの親の思いから、オギーが私立の学校へ通い始める物語です。

視覚障害者の夫と私。
夫は障害をテーマにした映画は特に気になるようです。

この映画はわざとらしい描き方はなく、障害を重々しく描くのでもなく、
それでいて障害者の生き辛さと、その家族の葛藤と優しさを描いてあり、
また観たいと思うすばらしい映画でした。

視覚障害者が利用できるサピエ図書館にシネマデイジーとして所蔵されています。

AmazonのプライムビデオでもU-NEXTでも追加料金なしで観られるようです。
次女はテレビで、夫と私はイヤホンでシネマデイジーの音を同時に再生して楽しみました。

続けて始まる明後日からの3連休でもまた映画を観ようという話になっているので、
親子で楽しめる作品リストを調べています。

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