視覚障害者にメルカリはできるのか

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10数年前にミクシーというもので初のSNSを体験し、

ネット上で昔の同級生と繋がったり

会ったことのないどこかの視覚障害者の方と交流したり

これまでにない世界を知りました。

中学3年の夏休みに急激に視力が落ちた私は、

同級生にお別れもできないまま突然盲学校に転校しました。

ミクシーでは、その、当時の懐かしい友達とたくさんつながることができて、

感動したのを憶えています。

その少し後にTwitterとFacebookをちょこっとだけやって、

私の中で、SNSはもういいかなとなってしまいました。

パソコンを使ってのネット上での文字のやり取りは、

楽しい反面、人と繋がるのにもパワーがいることを実感し、

疲れるなと感じたからです。

その後の、インスタになると

写真を見ることができない視覚障害者には難しいんだろうなという印象で、全くやっていません。

同じように、

メルカリも、売りたい買いたい商品の写真が主の世界なんだろうなと思うと

自分でのぞいてみようと思ったこともなく、開いたこともありませんでした。

高校生だった長女が利用するようになって、

最初は心配で抵抗があったのですが

必要なくなったものを必要としている人に譲る、

欲しいものを自宅にいながら安く買える。

フリーマーケットやリサイクルショップは利用したことがあったので、

お店に行く必要がなく、値段も自分で決められて、

メルカリってすごい

とすっかり感動していました。

長女を通して我が家がこれまでメルカリで購入したのは

ほとんどがマンガ本です。

次女に

ドラえもん全巻セット

ワンピース96巻セット

など。

BOOKOFFなどに行く手間もなく、

かなり安い価格で自宅まで届けてもらえます。

家には、もしも売ることができるなら売ってほしいと思うものがたくさんあります。

でもその作業は面倒なようで、

仕事を始めた長女はすっかりそれどころではなくなっています。

先日、ママ友から友人になったEさんが

「メルカリで売ってみようかなと思ってるのよねぇ」

と言ったので、

「いいなぁ。私ももし目が見えていたらやりたいことの一つがメルカリかもしれないなぁ」と何気なく言いました。

すると

「できるんじゃない?」とEさん。

Eさんは時々、

私にとっては斬新な

突拍子もないことを

あたかも不通に

提案してくれることがあります。

私と感覚が随分違っていて、驚かされたりおもしろかったりします。不思議な感じです。

いや、私、全盲だよ?

目が見えないんだよ?

写真でやり取りする世界でしょ?

無理でしょうよ…

「写真さえ誰かに撮ってもらったら後はできるんじゃない?」と。

・・・確かに。

素直なのか単純なのか

もしかしたらできるかもしれないという気持ちになってきた私。

さて、全盲の私。

メルカリで、何かを売ることができるのでしょうか…??

なんだかわくわくしてきました~。

視覚障害者にメルカリで商品を売ることができるのか

やっぱり無理なのか…

チャレンジしたら報告しますね。

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