運命の楽器決め

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部活ではないけれど小学校で活動する吹奏楽のジャズバンドに入団した次女。

初日の今日は、担当楽器決めの日でした。

思えば現在19歳の長女は
10年前の入団当初ベース希望でした。

理由は、父親がやっている楽器だったからだと思います。子供って、かわいいですよね。

しかしベース担当を取るのは2学年に一人という先生のお考えで、
一つ上に既にベース担当の子がいて、残念ながら長女はなれませんでした。

次になりたかったのはトランペットだったようですが
男の子の部員が少く、先生が男の子一人はトランペットにさせたかったことと、
手の大きさや長さから小柄の女の子にトランペットを担当させたということがありました。

その後は長女は何でもよくて
サックスとトロンボーンで二人残り、
お友達がサックスがいいと言ったので最後に残ったトロンボーンの担当になったとか。

その、小学4年生で小柄で手が届かないからトランペットになった女の子の話が私は印象に残っていて、

小学3年生の中でも小柄な方の次女はきっと当時のその子より小さい。
ということは次女はトランペットかもなぁと想像していました。

本人は、一昨日の体験入団の時にサックスだけ音を出せたことから
「サックスをやりたい」と言っていました。

長女は「トランペットかサックスだといいね」と言っていました。

これから4年間関わることになる楽器。何になるかなぁと
次女が帰宅するまで、親の私がドキドキ。

夕方、インターホンが鳴り急いで出ると・・・

「ただいまぁ!あのね、
トロンボーンになったよ!」と。

インターホン越しに
私はものすごーく大声を出して驚いてしまいました。

えぇぇぇ?トロンボーン?手が、届かないんじゃないの??

「運命のジャンケンです」と先生が言い
サックスかトロンボーンで3年生の二人でじゃんけんをして、
次女は負けてしまったのだそうです。

他の学年とのバランスなのか
トランペットは、二人の3年生の選択肢にはなかったようです。
次女の身長や手の長さも楽器決めの際の問題にはならなかったようでした。

でも、次女はなんだかうれしそう。
先生からも「お姉ちゃんと一緒になったねぇ」と言われたとか。

割とすぐにいい方に考えを切り替えられる私も
お姉ちゃんと一緒だねぇ
トロンボーンならお姉ちゃんのがあるからお家でも練習ができるね
と話をしました。

長女は小学生の間は学校の楽器でしたが、
先生が退職して立ち上げられた中高生のジャズバンドでは自分の楽器を持っていることが条件だったので、先生を通じてトロンボーンを購入しました。

担当がトロンボーンになったことを伝えると、長女も驚いていました。
そして帰宅後すぐ、押入れの天袋に上げていたトロンボーンを出してくれました。

次女はトロンボーンも音を出せるようになりました。
長女も久しぶりですが吹いて見せてくれて、
家族で10年前の長女たちの演奏のYouTubeを見ました。

先生が
「最初に上手に音を出せた人が後から上手じゃなくなる」のようなことを言われたらしく、
今日さっそく音が出せた次女は、自分は下手になるのかもしれないと気にしていました。

うーん、多分それは…
みんなより早く音が出せた子は自分は上手いと思っちゃって、
『うさぎとかめ』のうさぎみたいにその後練習をさぼりがちになるということだと思うよ。
そしてなかなか音を出せなかった子は出せるようになりたいからすごく練習をして、
そのがんばった結果が出て追い越して上手になるということじゃないかな。

W(次女)は吹けるようになってもさぼらずに練習をがんばると思うからきっと大丈夫だとお母さんは思うよ
と話をしました。

次女は納得してくれたようです。

トロンボーンを床に立ててみると
次女の目の高さくらいまでありました。

自分の身長と同じくらいの大きな楽器を
これから、吹くようになるんですね。

楽しく、がんばれ!

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