我が家のお米事情

スポンサーリンク

夫婦共に視覚障害者で車の運転ができない我が家にとって、お米の購入は悩みの一つでした。

以前は、私がガイドヘルパーさんと買い物に行った際に10キロのお米を購入し、リュックサックに入れて背負って歩いて帰っていました。

お米でなくても、次女が保育園に入る1歳9ケ月の頃までは次女をエルゴという抱っこ紐で抱っこし、野菜やお肉など買い物したものをリュックに背負って、合計おそらく20キロから25キロを前後に抱えてスーパーから歩いていた時期もあります。

あれから6年始か経っていないのに、今では考えられません。

若かったというか、強かったというか。今より随分体調がよかったのでしょうね。

そうするしかないと思い、それが当たり前のことでした。

いつの頃からか重たいお米を背負って帰ることが辛くなり、お買い物に行ってくれるホームヘルパーさんにお願いするようになりました。

でも重いお米を駐車場から家まで運んでもらうのが申し訳ないので、お米を頼む日はほかの食料品は頼まないようにしてお願いしていました。

グリーンコープ生協のお米は自宅まで届けてもらえますが、お値段が高くてちょっと手が届きません。

ホームヘルパーさんに頼んだり、夫が近くのドラッグストアに歩いて買いに行ってくれたり、長女が自転車で買って帰ってくれたり、負担が少ないように5キロずつ買うようになっていきました。

5キロだと2週間弱でなくなるため、いつ、誰に、どのようにお米を頼むか、割と頻繁にくる問題でした。

そんな我が家のお米事情を知った私の母のお友達が、知り合いの農家の方と30キロのお米を届けてくれるようになったのが一昨年前のことです。

私たちはマンションの2階に住んでいます。

30キロのお米を抱えて歩けるのはその農家の方だけなので、

マンションの入り口近くで車からお米を下ろされ、
駐車場に車を止めに行かれ、
入り口近くにおいたお米を抱えてエレベーターで我が家の玄関まで運んでもらう
というお手間をかけていました。

どうにか良い方法はないかなと考えて、

ホームセンターで耐荷重30キロの折りたたみのキャリーを購入し、この一年程はマンションの入り口でキャリーにお米を乗せてもらうところまでをお願いすればよくなりました。

そこからは私1人でキャリーを引いてエレベーターに乗り、自宅玄関まで運ぶことができるようになったのです。

2カ月ごとのペースで届けていただいています。

たまに、春休みや祝日などのタイミングで次女がいる日だと、ドアを押さえていてくれたりエレベーターのボタンを押してくれたりと、とても心強く助かります。

見えなくても便利なアイテムを使い、かけるお手間を減らして自分でできることを増やすのは、私の気持ちも軽くなるのでやっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました