画面読み上げの声

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私たち視覚障害者は

パソコンもスマホも

画面を読み上げる音声を聞いて操作をしたり文字を入力したりしています。

その声にはバリエーションがあって、

くせや好みがあります。

例えばiPhoneは

もともと視覚障害者向けのボイスオーバーという機能が備わっています。

みなさんと同じ機種を使い、ボイスオーバー機能をオンにしているだけです。

その画面読み上げの声は

初期設定では『Kyoko』というかなり機械的な女性の声。

一日中画面読み上げの声にお世話になっていると

苦手な声や読み方ではどうも気分が悪くなるため

ダウンロードをして

『Siri女性』の声に設定しています。

Siri女性の声は、iPhoneを使っている方は聞いたことがあるのではないでしょうか?

「ヘイ、シリ!」と話しかけた時に応えてくれる声です。

とても読むのが上手です。

夫は使用する音声は男性の声であってほしいようで

iPhoneは『Otoya』という声はイントネーションが違和感があるらしく、

『Siri男性』を選んでいます。

Apple Watchの音声も同じく、

私はSiri女性、夫はSiri男性の声です。

初期設定ではない音声をダウンロードすると

iPhoneの容量を少し使用してしまうのですが、

聞きづらい声や好みではない音声で読み上げられるのはものすごいストレスになるので

選択肢の中で自分の聞き心地がいいものを選ぶのは譲れないところです。

パソコンにも音声読み上げの種類がいくつもあり

つい先日まで私は長年聞きなれた『読み秀くん』にしていました。

新しいパソコンに変わって、なんだか音声読み上げの調子が悪く

試しに読み秀くんは使わずに

『Misaki』というロボットぽいけれどかなりかわいくて聞き取りやすい声に設定してもらいました。

私はこれまで

iPhoneは女性の声、

パソコンは男性の声というのが当たり前の暮らしでしたが、

最近はどちらも女性の声になりました。

そのほか、我が家では

Amazon echoはアレクサで女性の声。

SonyのテレビはアンドロイドですのでGoogle日本語男性の声です。

夫の部屋のGoogleアシスタント(オッケーGoogle)は

同じアンドロイドのGoogle日本語男性(テレビとはちょっと違う声)です。

アンドロイドのの読み上げの声は種類が多く、

男性音も女性音も4種類ずつあるそうです。

機種やバージョンによって異なるようですが、種類が豊富です。

スマホを使ってネットで情報収集をしたり、

YouTubeをみたり、ネットで買い物をしたり、

パソコンで文章を書いたりなど

私たち視覚障害者は

スマホやパソコンの画面を目で見る代わりに

常に、画面を読み上げてくれる音声をたよりに操作をしています。

わかりやすくいうと

画面の文字をずーっと読み上げてくれる声質は

聞きやすいものを選んでいるという話です。

以前に比べてすごくいい声質のものが増えてきています。

開発してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。

※この文章は『Misaki』が読み上げてくれる声で書いています。

ネット上にサンプル再生がありましたので、以下で音声を聞くことができます。

【まほろば】Open JTalk の音響モデルを試す

読み秀 再生

サンプル音声 – HOYA株式会社

MISAKI(ミサキ)のサンプル再生リンク

法人向けパッケージ音声サンプル一覧 | 株式会社スカイフィッシュ:Skyfish Inc

Kyoko(キョウコ)  サンプル再生

Mavericks – システム環境設定 – 音声「Otoya」サンプルボイス – YouTube

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