2カ月くらい前から、私はずーっと考えていました。
家族にも
ゴールデンウィークには家の模様替えと大片づけをすると宣言していました。
次女が、自分の部屋が欲しいと言っていて
そろそろ考えないといけないのかなぁ
まだ早いんじゃないかなぁ
と私の心はたたかっておりました。
私は小学2年生から祖父母と一緒に暮らすようになり
一人で寝る部屋をもらいました。
しかしそこは
家族の通り道でもある部屋で
やはり完全個室の一人部屋はあこがれでした。
それを手に入れたのは
中学1年の夏です。
両親が家を建て直し、
祖父母と二世帯から完全同居になった時に理想の部屋ができました。
長女の一人部屋ができたのは
中学3年の夏でした。
2LDKだった頃は部屋に余裕がなく、
長女の机とランニングマシンが同室。
和室で家族4人で寝ていました。
中3の夏に今の4LDKに引っ越し
長女は自室を手に入れました。
ベッドも購入し自分の部屋で寝るようになりました。
8歳の次女に
個室を与えるのは早くないだろうか…?
ただでさえ起ってバタンと違う部屋に行ってしまうことがある次女。
精神年齢が高いようにも感じられる次女。
子供らしくなくなるのを助長することになるのではないかと
自分の部屋をリクエストされても私の気持ちがオッケーが出ませんでした。
しかし、本人の意に反し
いつまでも親の腕の中に留めておこうとするのは
私が親離れできていないことに気づき
ある程度希望を叶えてあげる方向で考える気持ちに少しずつ変化しました。
次女の願いは
自分の部屋が欲しい!
もう、一人でも寝られます!
という二つ。
小さい子扱いして親と寝させるか
成長したと考えて別室に離れてしまうか
極端に0か100かで考えていた自分に気づきました。
場所を作っても
あっちで寝たりこっちで寝たり
そうやって少しずつ大きくなっていくのかもしれません。
長女に話をすると
長女が新しいベッドを買おうかな~ということになり
それが届き次第次女はお下がりのベッドをもらえることになりました。
4LDKの我が家。
4部屋あると言っても、余っている空き部屋はありません。
始めは
今布団を敷いて3人で寝ている和室を次女の部屋にと思いましたが、
次女が自分の部屋で寝るようになれば
私たちもベッドを準備しなければなりません。
この2カ月程私の頭の中は
家の間取りにいいようにはまる家具の配置を考えて
シミレーションしていました。
快適な暮らしに向かって考えるのも行動するのも大好きな作業であります。
模様替えも、趣味とも言えます。
学生の頃、
夜中に無性に模様替えをしたくなって
ベッドや机を一人で動かしていたのが懐かしいです。
試験中の現実逃避ですね。
浮かんだ配置の案が実現できるかどうか
点字付きの定規やメジャーで壁や家具の幅を計ったりするのは楽しいです。
・ランニングマシンを別の部屋に動かすには業者さんを呼ばなくてはならず大変
・次女のベッドと夫婦のベッドと二つを同時に買うとなると突然家が狭くなる、後戻りできない
・できれば畳には重い家具(ベッドや机やピアノ)を置きたくない
まずは
なるべく少ない変化で理想の配置になるように考えることにしました。
夫婦の部屋にするために明け渡したくなかったリビングの奥の部屋を
次女の部屋にすることに。
まだ小学生の間は
一人部屋お試しというか
リビングの隣の部屋で
夫のパソコンデスクも端っこにある相部屋となります。
次女よ、ひとまずこれで納得してほしい。
夫と私はこれまで通り和室に布団を敷いて二人で寝ることになります。
ベッドをどうするかはゆっくり考えよう。
配置が決まれば
じっとしてられない性格。
夫は仕事でいませんでしたが、
ベッドもまだまだありませんが、
思い立って本日、次女と二人で模様替えを始めました。
これまで定位置で動かしたことがなかったリビングの本棚を二人で移動させ
そこにピアノを。
ピアノだけはさすがに二人では動かせず
長女を呼んで女子三人で運びました。
大きな家具を動かす度に
後ろはすごい埃。
次女の細々した紙やおもちゃや本やゴミがいろんな場所から出てきて
随分片づきました。
次女用にクローゼットを一つ空けてあげたいので
ゴールデンウィークには長女の小中高時代の荷物の整理をしてもらうようお願いしています。
近所にリサイクルショップがオープンするので
不要な物は売りに行けたりしたらいいなぁ。
長女からのお下がりのベッドが来るまでの間、
次女の部屋にできた場所には鉄棒とトランポリンを置きました。
家具を動かし、小さな荷物が全て撤収したリビングは
なんだか空気が澄んだように感じます。
模様替えの続きはゴールデンウィークです♪
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