住まい選びの条件

スポンサーリンク

幼い頃からこわがりで、一人暮らしはしたことも、したいと思ったこともない私。

一人暮らししよっかなぁ」モードの長女と話をすることで
今まで選んできた住まいについて思い返しました。

数えてみたら、私はこれまでの人生で7カ所の家で暮らした経験がありました。
夫と二人で選んだのはその内4カ所です。

その経験から
気づいたところ、思うところを長女に話したりしています。

視覚障害者、全盲の二人が結婚し、
子どもも生まれて子育てをしながら暮らすのにどんな点に注意していたか
思うところがたくさんあります。
女の子の一人暮らしなら猶更あります。

公共交通機関の最寄りの停留所まで5分以内(本心は3分以内)がいいこと。
その交通機関の便数も十分にあること。
残業で帰りが晩い日もあるので人気のある通りから近いこと。
コンビニ、ドラッグストア、スーパーの中のせめて二つは歩いて数分の、できれば職場からの通り道にあること。

『静かで穏やか』と
『人通りがあって賑やか』のバランスは大事。

長女の職場は市内の中心部にあります。

バス通勤ですが、長女には車を買ってあげたので
物件が職場に近くなるほど借りる駐車場の料金が高くなっていきます。

現在マンションの敷地内で長女用に借りている駐車場は7000円。
マンションの隣に来客用に借りている駐車場が6000円です。

一軒家で暮らしていらっしゃる方にとっては
車を止めるのに毎月お金が発生するなんて驚かれるかもしれませんね。

私としては週に一度乗るか乗らないかの車のために
10000円を超える駐車場代はやはり高いと感じてしまいます。
でも車がある暮らしはやはり便利で楽しく、駐車場は必須。

今週、長女に誘われて部屋を2軒見に行きました。

子どもの頃から理想の暮らしをイメージし
日曜の新聞に入っているマンションのちらしの間取りを見ては想像して楽しんでいた私。

家を見にいったり家のことを考えるのは大好きで実に楽しい。

火曜日に見に行った一つ目は
鉄筋コンクリートの6階建てのマンションの5階。
オートロックありの1LDK。

『1LDK』という物件を見るのが初めてでかなり楽しみだった私。

ただ『1』の部屋は独立した部屋ではなく、
3枚の引き戸を閉めることでリビングと寝室を仕切れるという造りでした。なるほど。

角部屋で部屋全体が明るい印象。
周りは自然たっぷりで空気がとてもきれいという感じでした。
見えていなくてもこういうのは感じるところがあります。
ちなみにこの部屋は上に住まいがなく、上からの音はないとのこと。

玄関も広く、下駄箱もありました。

脱衣所もあり、
キッチンも小さいながらも調理台もあり、コンロは2口ありました。

収納もウォオーキングクローゼットでハンガーポールもあり。

学生用ではない、大人の贅沢な一人暮らしという部屋でした。

エントランスに縦長のロッカーが一軒ごとにあるらしく、
アウトドア用品を入れたりなど好きに使っていいとのことでした。
長女は特に置きたい物は思いつかないようでしたが
傘をここに置くと便利かもねと話しました。

職場までの通勤は
半分の距離になるというところでしょうか。

電車通りになるので便利にはなりそうですが、
ラッシュの時間は満員電車となるでしょうね。座れないでしょう。

現在始発から7停留所目でバスに乗る長女は
朝必ず座って行くことができています。30分眠って行くことができています。
その後三つ先くらいの停留所からはもう座れないくらいの人数になるらしいのです。

ただ、この1LDKの大人マンションは
駐車場がかなり残念でした。

長女の車では下の階には高さが無理するようで2階の利用になるそうなのですが、
かなり急なすべり台くらいの坂をギューンと上った上に駐車スペースがありました。
前からでもバックでも、難しそうだしなんかこわい。

家賃44000円、
管理費3000円、駐車場7700円。

駐車場を借りている人はほとんどいないそうでした。
電車通り近くのあんな便利な場所に家を借りるということは
車を持っていない、電車を利用する社会人なのでしょうね。

木曜日に見に行った二つ目は
我が家から徒歩5分のアパートでした。

木造2階建ての1階。
7.5畳に4畳のロフト付きでした。

大学のすぐ近くなので、学生向けの物件だろうなという感じ。
でも、現在の入居者は学生さんより社会人の方が多いとのことでした。

玄関は靴が6足並ぶかなという狭さで下駄箱なし。
ベランダなし、
トイレは立ったり座ったりする度に頭をぶつけそうな狭さ。
体操座りで入れるくらいの浴槽とそれと同じ面積くらいの洗い場。
洗面所かなと思うような小さな小さなシンクに
調理台なし、コンロは一口。
料理をして暮らせる感じではありませんでした。

「この金額で洗濯機が室内に置けるのがいいところ」と説明がありました。

ロフトに上るハシゴは思ったよりしっかりしていてここは好印象。
しかし、やはりロフトの上は身長156センチの私でも膝を伸ばして立つことはできませんでした。長女は163センチ。

この家に入った長女の第一声は
「おぉ、シルバニアファミリーの家みたい」でした。

見渡せる四角い部屋
ミニサイズのキッチン
ハシゴで上る2階

確かに…
シルバニアの動物になって
シルバニアのお家を見上げている感じかもしれません。

家賃26,000円、
管理費3000円、駐車場5500円、
水道代固定2700円。

先にオートロック付きの大人物件を見ていたのもあり
こちらは暮らしにくそうに見えました。

玄関の広さ、
ベランダの有無、
キッチン・バス・トイレの造り・・・

宅配便など、玄関先に誰かが来たとして、

一軒目のマンションは家の中が全く見えない造りになっていたのに対し、
二件目のアパートはロフトの上まで家全体が見渡せる造りでした。

さて、二つの物件を見て長女はどう思ったのでしょうか。

私の感想は、
我が家って最高だなぁと改めて感じています。

しっかり考えて選んだだけあって
バス停までの距離も便数も
お店や病院や銀行までの距離も
静かさと賑やかのバランスも
私はどれも満足しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました