掛かりつけの皮膚科がなくなって

スポンサーリンク

自宅から歩いて5分程あれば行ける場所に
掛かりつけの内科、皮膚科、歯科、耳鼻咽喉科、整形外科があります。

本当に便利な場所に住んでいます。

ただ、気づいたら今年、形成外科皮膚科が閉院していました。

皮膚科はトラブルがあった時にしか受診しないので
病院がなくなっていることを知ったのは半年以上も経ってからでした。

皮膚科はめったに行かないけれど、
行きたい時は緊急のことが多い気がします。

この十数年、これまでその皮膚科にお世話になったのは
私の大きくなってきたほくろの除去、
次女のなかなか治らない膝のケガ、
夫の背中の痒み、
私の乾燥などによる手足のカサカサ、
次女の火傷…

院長先生は優しくて、中性的な雰囲気の直感型のおじいちゃん先生でした。

通い始めて何度目かの時、カルテを見ながら
「僕たちからすると、目が見えないっていうとそれはそれは大変だろうなって思うけど…」

私の顔を見て
「あなたを見てると、ちっとも大変そうには見えないね」
とニッコリ言ってくださいました。
私はうれしかったです。

診察はあっさりしていて、症状がある部位を見せると片手を添えてくいっとされ、
「うん、○○だろうね。お薬を出しましょう」
と、長年の経験によると思われる診察をされていました。

閉院を知りショックでした。
視覚障害者の私たちでも行ける代わりの皮膚科を検索しましたが
見つかったのはタクシーじゃないと難しい方向ばかりでした。

最後に受診したのは一昨年の6月、
次女が洗面所でまだ熱い長女のヘアアイロンに足が当たって火傷した時でした。

その一年後、昨年夏に閉院していたらしい。
全然知らなかった。

春ごろから
ドラッグストアの帰りなどあえてその病院の前を通ったりして何か新たな動きはないかチェックしていた私。

するとある日
『皮膚科 7月1日オープン』
と表示されていました。

おー。
皮膚科がなくなり、新しい皮膚科ができる。

こんなことを私は願っていました。やったね。

そして先日、洗面所で髪のセットをする長女の周りをちょろちょろしていた次女。

ヘアアイロンに肘が当たり小さな火傷。
7月2日のことです。
皮膚科がオープンしたのを知ってのことだろうか?

いつもすぐに冷やすのでひどくはなりませんが、
今日になってもまだ少し痛いと言うので
本日受診してきました~。
だってすぐそこに皮膚科があるんだもの。

女性の先生で、
次女の火傷はあとは小さなかさぶたが剥がれていくだけと言われました。

診察も会計も呼ばれるまでに異様に時間がかかりましたが
先生もスタッフの方も優しい印象でした。

一週間近く前から
私の両肘が突然ガッサガサになってとても気になっていたので
私も一緒に受診してお薬をいただきました。

代わらない場所に新たな掛かりつけの皮膚科ができて安心しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました