午前中、ダイニングテーブルにいた私と次女。
突然次女が
「クモ!!!」
次女が家の中にいる虫をみつけて叫ぶのはよくあることです。
椅子に座っている私はその場で足を上げ避難。
「えっ、めっちゃでっかい…タランチュラみたいな…」
慌てながらいつものハエたたきを取って
やっつけてくれようとしますがものすごい速さで動くようで
次女のハエたたきの動きの音が
数秒でドアの前からテレビの前、
テレビの右の掃除機などを置いている隙間、
そしてまたテレビの前・・・と
すさまじい速さでした。
タランチュラ級の大きなクモ。
ものすごーく恐いだろうに
次女はあきらめず追いかけ続けて
最終的に退治してくれました。
戦いが終わり
巨大なクモに立ち向かって
最後まであきらめずにやっつけてくれた次女に私は感動し
「すごい…すごいよ、ありがとうね」
と泣いてしまいました。
勇敢に戦った次女も
終わって安心したのか、泣き出しました。
そんなところに
夫のパソコン関係のお客さんが来られ
「なんか、今クモが出て…やっつけてくれて、すみません、こんにちは」と二人泣きながらご挨拶。
どうしてあんな大きなクモが家の中にいるんだろう
どこから入ってくるんだろう
イヤだ、もう本当にイヤだ
と心から思った私、ググッてみました。
詳しく書いてあるページをみつけました。
虫大嫌いな私。
本当は調べたくなんてありません。
気を失いそうな記述が並んでいました。
クモについて考えたくない方はこの先は読まないでください。
私は、ぞわぞわしながら文字お越しをします。
~調べてわかったこと~
家にクモが出る主な原因は餌となる虫がいるから。
全てのクモが巣を張るわけではなく、家に侵入してくるクモは徘徊型と呼ばれ、動き回って餌となる虫を探している。
餌となる虫を追いかけて気づいたら家の中に入っていることが多い。
家の周りに畑、叢、物置などがあるとそこに虫が群がるので侵入してくるクモも多くなる。
またネットショッピングの段ボールに紛れ込んでくることも。
家にクモがいる場合は餌となるコバエやゴキブリが潜んでいるということなので、室内を清潔にする必要がある。
~家に出るクモの種類~
アダンソンハエトリ 1センチにも満たない大きさ。壁や床をぴょんぴょん跳ね回る。
チャスジハエトリ アダンソンハエトリより少し大きい。糸を出しながら移動。
イエユウレイグモ 身体に比べて足が長い。靴箱や押入れに潜む。巣を張る。
アシダカグモ 大きいが毒もなく臆病。
ヒラタグモ 12ミリほど。腹部の模様が特徴的。角ばってへこんだ場所にテントのような巣を作りそこを離れない。
簡単に書きました。ぞわぞわ~。
本日我が家に出たのは
おそらく4番目のアシダカグモというクモだったようです。
アシダカグモは全長100ミリ~130ミリと大きく、家の中に出た時に驚愕してしまうほどのサイズ感。しかしアシダカグモに毒はなく、性格は臆病なので無理やり捕まえない限りは咬みついたりはしません。
主食はゴキブリで、アシダカグモが2匹いれば半年程度で家の中のゴキブリを全滅させられると言われています。ゴキブリがいなくなると別の家へ移動するため別名『軍曹』と呼ばれ、益虫として放っておく人も。
しかし見た目がグロテスクで動きも速いことから害虫だと思う人も少なくありません。
このクモを追い出したい場合は家にいるゴキブリを駆除するのが重要。アシダカグモを駆除してもゴキブリがいる限り何度でも見かけることになります。
説明は以上です。
うちの娘たちには、幼い頃から
家に入ってきたクモはやっつけていいと言って聞かせてきましたが、
「クモは虫を食べてくれるから殺さなくていい」と
よく言われる意味がこれを読んで少し理解できました。
ただ、飛び回るハエやコバエ、すばしっこいゴキブリなどを
クモが捕まえて食べるというのがピンときません。本当なのでしょうか。
夫の部屋でパソコンの設定をしてくださっていた方が
モデムを見にリビングに来られた時、
「さっき退治したのはアシダカグモというクモだったみたいです」と話をしたら
山の近くにお住いのその方のお家には
現在5匹ほどアシダカグモがいるとさらっと言われました。
クモが本当にゴキブリを食べたりするんでしょうかと聞いてみると
夜中にゴキブリが走っていて、更に動きが速いアシダカグモが先回りして捕まえて食べている場面を何度か見かけたことがあるとのことでした。
ショッキングな話を聞いてしまった。
でも本当らしい。
アシダカグモがいたということは
我が家にゴキブリがいるということなのだろうか。
もしそうなら
あの子は退治してはいけなかったのか。
いや、10センチもあるクモとの同居を
受け入れるなんてこと、私にはできそうにありません。
私は
ゴキブリもクモもいない
虫と縁がない暮らしを望みます。
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