休日はゆっくり映画を観よう

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夫は
昨年末で12年近く勤務した視覚障害関連の仕事を辞め
今年2月に転職をしました。

視覚障害者の世界は狭く、
県や市の団体、青年部、盲学校同窓会など

会員はほぼ共通で
役員や執行部となると更に限られた同じメンバーのことが多いようです。

視覚障害者関係の役員をいくつも受けていたので
以前の職場を退職しても
団体の役員会議など夫は関わっていました。

以前の職場で疲れ果ててしまい、
一旦全てやめたいと考えていて

それぞれの長の方に話をしてご理解いただき
市の団体の執行部、
青年部長、
盲学校柔道OB会の事務局、

この夏で全て卒業させていただいたようです。

これまで10年以上、夫は休みにならない休日がありました。

娘たちの保育園の父の日参観も運動会も
小学校の運動会も
来られない年がたくさんありました。

日曜の休みは会議やイベント、
平日の休みは資料作り。

いつかまた関わることになるかもしれませんが
一旦離れて、軽くなって
ゆっくりとした時間を過ごしてほしいと思います。

この一週間は
日曜も水曜も家で夫と映画を観ました。

その日は映画を観ようと約束していたわけではなく、
何か話をしていて「じゃあ今から観る?」という感じで観始めました。

映画については何度か書いていますが
視覚に障害がある私たち夫婦は
映画の音声と場面解説が一緒になった『音だけの映画』です。

映画とは無縁だった全盲の私たちの生活に
この数年、映画という楽しみが加わりました。

休みの日に一緒に映画を楽しみ、話をしたり・・・

そんなゆったりした時間が
これまで取れなかったような気がします。

今週、夫と楽しんだ作品は

『ゴースト/ニューヨークの幻』
『アヒルと鴨のコインロッカー』

どちらもおもしろくて
一緒に観られてよかったなぁと思う映画でした。

来週も何か映画を観よう…いや、聴こう。

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