ホウセンカの植木鉢

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昨日、部活から18時半頃帰宅した次女が
「ホウセンカの植木鉢、明日までに持ってきてくださいって言われた」
と言いました。

夏休み中持ち帰っていたホウセンカの植木鉢、
学校に持って来てくださいというお便りには
確か10日の土曜日までと書いてありました。

お便りを読むのが遅くなる全盲母の私。
そのことを知ったのは今週の月曜日のホームヘルパーさんの時間でした。

火曜は台風で休校、
水曜はピアノ、
木曜と金曜は部活で帰宅が18時過ぎ。

日にちが迫って今更ガイドヘルパーさんを依頼するのは難しいので
土曜日まででいいなら土曜日に次女と歩いて持って行こうとスケジュールに書き込んでいました。

しかし
明日の理科の授業で使うかもしれないからなるべく持ってくるように言われたと。

まじめな優等生の次女は
不安で困っている様子。

明日の朝、一人で持って行ってみる?
明日の朝、お父さんと一緒に早めに出て持って行く?

どちらの提案も次女にとってはいまいちのようで。

正門が開いているのは平日18時頃までと書いてあったけど
クラブチームの練習とかあっててもしかしたら入れるかもしれないから
ダメ元で今から行ってみようかと言うと
次女は「行く」と言いました。

どうせ長女の家にごはんを届けるので
その先の小学校まで行ってみよう。
入れなかったら明日の朝どうにかしよう。
取り合えず今できることをやってみよう。

もう19時近くなっていたので
急ごう急ごうと

次女は植木鉢をビニール袋に入れて
私はリュックサックに長女のごはんと、
次女と私のごはんも詰めました。

次女から話を聞いてから
私は担任の先生にメッセージをしました。

土曜日に次女と持って行こうと考えていたこと、
明日の朝、次女が一人で持って行けなかったら授業に間に合わずご迷惑をおかけするかもしれないこと、

家を出る頃に担任の先生からお電話があり
「まだ半数の子どもが持って来ていないので
明日も揃わないかなぁと思うので授業は来週にするかもしれません」とのことでした。

今から持って行こうとしていることを伝えると
まだ門は開いているということを教えていただけたので
安心して向かいました。

買い物袋に入れたホウセンカの植木鉢は
9歳の次女にはやはりとても重いらしく
下げては歩けませんでした。

すっかり日が短くなっていて外はもう暗かったようです。

学校では運動場で野球の練習があっていました。
ライトがついた夜の学校を次女は始めて見たようです。

木の間から白い光が見えてとてもきれい
絵に描きたいなんて言っていました。

昇降口前に無事に植木鉢を置いて
長女の家へ。

洗濯機を回す間に
長女の部屋で次女と二人で夕食を食べました。

まじめな優等生の次女は
「ホウセンカ、今日のうちに持って行けてよかったぁ」と
本当に安心していました。

全盲母の私も
できることを探して、対応できてよかったとほっとしています。

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