水族館でのお買い物

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鹿児島で開催される吹奏楽の九州大会に出場するため、
次女たちは早朝に貸し切りバスで小学校を出発しました。

演奏本番は10時過ぎだったようで、銀賞をいただいたそうです。

大会はお昼には終わり、みんなで楽しく水族館へ。

チケットを購入して現地まで聴きに行かれる保護者の方もいらっしゃいますが、
全盲母の私は、長女が所属していた頃から遠方までは聴きに行っていません。

まず車の運転ができず会場に行くのは大変ということと、
行ったとして、現地での移動やトイレなど誰かの手を借りないと動けないこと、
県外までガイドヘルパーさんを依頼するのは難しいこと、
誰かの手を借りての長時間の外出は私が疲れてしまうこと…などが理由です。

その代わり、市内でのイベントの演奏は可能な限り欠かさず聴きに行きます。

数日前に我が家に来た長女が
次女に「お餞別で300円あげるよ」と言ったのをきっかけに
私と夫も300円ずつ次女にお餞別をあげることにしました。

財布に三人からの900円を準備していた次女ですが、
水族館で欲しいものがあったら900円では足りないかもねと、
自分のおこづかいから千円札も予備で入れて行くことにしました。

帰宅後、
「水族館でイルカのぬいぐるみを買ってきた!」とうれしそうな次女。

枕になりそうなサイズの
とても気持ちのいい素材でできたイルカのぬいぐるみでした。

「これ、結構高かったんじゃない?」と聞くと

「ぬいぐるみは1760円だった。1900円、全部使ってきたよ。1円も残ってない」と。

ん?1円残らずきれいに使うって、逆に難しくない?

内訳を聞いてみると・・・

イルカのぬいぐるみ 1760円
袋 5円
麦茶 130円
赤い羽根募金 5円
合計 1900円

ということでした。お見事~。

「お母さん、欲しいものがあったら買ってきていいって言ったよね?」

言った言った。ぬいぐるみ、かわいいね。よかったねぇ。

財布の中の所持金を意識しながら
誰にお伺いを立てる必要もなく
自分の意志だけでお土産屋さんで欲しい物を選ぶのは
さぞかし楽しかったことでしょう。

「お母さんとかお姉ちゃんにもお土産買いたかったから
もっと、3000円とか持って行った方が良かったかなぁ」と次女。

いや、気持ちだけで十分さ。ありがとうね。

お買い物ビギナーのあなたのその使い方だと
きっと持って行った分全て使い切って帰って来るでしょう。

所持金は1900円でちょうどよかったと思います。

これから、寝る時は毎日イルカと一緒です。

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