使いやすく、iPhoneの設定いろいろ

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夫と、今年最後のiPhone講座に行きました。

今回は一人欠席で、全盲の女性4名が参加でした。

前回の生地はこちら

視覚障害者の暮らしが楽しくなるために

先月の講座で質問が出た

・ラジオを聴いている時、早送りや巻き戻しをしたい

・バージョンが変わって、音声読み上げの音質が変わった

・ボイスメモで録音したものを誰かに送信できるものなのか

・ロック解除のパスコードを6ケタ入れるのが手間だし難しい

ラジオに関しては私はiPhoneで操作したことがないので

夫が説明するのを聞いていました。

iPhoneの画面読み上げ機能(ボイスオーバー)の声が新しいバージョンで変わったことについては、操作に慣れていない方のサポートをしました。

視覚障害者が音声でiPhoneを使うためのボイスオーバーには何種類かの声があり、選ぶことができます。

初期設定の音声は私には合わなくて、

とても聞きづらく疲れてしまうので、設定で変えています。

私はSiri2(女性の声)、

夫はSiri1(男性の声)にしていて、

読書の時など状況に応じて夫は何種類かの声を使い分けているそうです。

そのような設定をみんなでやってみました。

それから

「ボイスメモで録音したものを人に送りたい」という質問には

エアドロップの説明と練習をしました。

近くにいる相手と簡単に情報を共有できる『エアドロップ』。

設定をして、実際に夫がボイスメモで録音したものをみなさんに送り、受け取ってもらいました。

みなさんエアドロップを知らなかったようで、驚かれていました。

これは、LINEやメールで繋がっていない、連絡先を知らない相手でも

iPhone同士なら近くにいればデータを送り合えるという便利なものです。

私がエアドロップの便利さを知ったのは確か5年前でした。

スポーツ大会に出場した際私の泳ぎを同じチームの監督が撮影してくださっていて、

動画をもらうには連絡先をこうかんしないとと思っていた時に

エアドロップを受け入れる設定にしてくれて、簡単にもらうことができました。

現在私は、エアドロップを当たり前のように使っています。

見ているお店のページや調べた情報、Amazonの商品ページなど

夫や長女、母と一緒にいる時には

ラインやメッセージで送信するよりもエアドロップで共有する方が簡単で速いです。

指紋認証やフェイスIDの設定をしていても、パスコードを求められることがありますよね。

それを、お誕生日の6ケタにされていて、入力に時間がかかるということでしたので、

夫と、4ケタの入力しやすい数字にすることをお薦めしました。

設定し、楽になったと喜んでいただけました。

本日はiPhoneの操作説明で呼ばれた講座でしたが、

視覚障害者用の音声図書の機械(プレクストーク)について夫が説明をしたり、

夫のお気に入りの点字ディスプレイ、ブレイルメモの便利な使い方についての情報交換もありました。

みなさんの疑問に対して情報をシェアできて、充実した時間になったように思います。

明るい朗らかな女性ばかりで、私にとっても楽しい時間でした。

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