晦日は長女が泊まりに来ました

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長女は7月に一人暮らしを始めてから、一度もこちらに泊まったことがありませんでした。

元日はお昼前に夫の実家にご挨拶に行くよと言ったら
起きられる自信がないようで大晦日は我が家に泊まって一緒に紅白を見るということになっていました。

しかし、仲良しのお友達が年越しに泊まりに来れることになったらしく
大晦日は来ないと昨日連絡がありました。

お姉ちゃんが自分の部屋のベッドに泊まるということで
楽しみにして部屋を片づけていた次女はしょんぼり。

すると「じゃあ今日泊まろうか」と言って昨日泊まりに来てくれました。

ここ数年、12月30日は手巻き寿司の我が家。
4人で食べながら今年の良かったことを順番に言っていきました。

今年は
夫は転職、長女は一人暮らしスタート、次女はジャズバンド入部など
みんな生活スタイルが変化した年でした。
夫の転職と長女が家を出たことは、私にとっても大きな生活の変化がありました。

夫は今年一度も腰を痛めず、仕事が変わって疲れやストレスが軽減しているのだと思います。

昨日久しぶりに入った我が家のお風呂に長女は
大きいお風呂気持ちいい ←全然なのですが、一人暮らし1Kの浴槽に比べたら十分大きいと感じたらしい。
24時間換気じゃなかったらこんなに浴室暖かいのか ←オーナーさんから言われた通りまじめに換気扇をつけっ放しにしているらしい。
など言っていました。

長女は冬眠しているのかなと思う程眠り、
今日は15時過ぎに起きてきました。

私は、ずっといつか作りたいと思っていて
昨日ガイドヘルパーさんに歩きながら作り方を習うことができた茶碗蒸しを作ってみました。

具は椎茸と鶏肉とエビ、
白出しで味付けし、
冷めたら溶き卵をざるで濾して、
4人分のカップに分けて
大きな鍋で10分ちょっと蒸す。
火を止めたら5分程蒸らす。

蒸し器など持っていないとガイドヘルパーさんに話すと
大きな鍋に3センチ程水を張って、そこにカップを並べればいいと教えてくれました。

習った通り作って、
本当に茶碗蒸しが歓声。我ながら、感激です。

私は回るお寿司屋さんで、
デザートに茶碗蒸しを食べようかどうしようか毎回本気で悩むほど茶碗蒸しが大好きなのです。

一体どうやってできているのか見当もつかなかった茶碗蒸しを、
手作りできるようになってしまった。

大晦日に、ものすごい進化を遂げた全盲の私です。・・・誰かほめて。

家族みんな、おいしいと言ってくれました。
夫と次女からはまた作ってほしいとリクエストも。
もちろんまた作ります。

そして昨年に続き、大晦日の夕方に慌ててお墓参りへ。

昨年に続き、さまよって焦った後、無事にたどり着きました。

明日長女はお友達と初日の出を見に出かけてから我が家へ来るそうです。

今日私は長女が生まれて以来初めて、
長女のいない年越しとなります。

私と次女、紅白と闘争中を交互に見ています。

夫は大好きなバンドのカウントダウンライブの配信チケットを買っているので、部屋で楽しむようです。

2022年も今日で終わりますね。

このブログを読んでくださっているみなさん、
今年も一年本当にありがとうございました。

視覚障害者、全盲の私ですが、
毎日をとても楽しんで生きています。

2023年もまたよろしくお願い致します。

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