父から娘への手紙

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長女の二十歳の誕生日の翌日、

「誕生日終わって10分後くらいに、お父さんからすごい長文のメールがきたんだよ。泣いたわぁ」
という話を聞きました。

「へぇ、泣いたなんて、何が書いてあったんだろう?」
「いや、教えないけどねぇ♪」と。

夫が帰ってきて
「R(長女)にメールしたんだってね。なんか泣いたって言ってたよ」と伝えると

「あら、そう?思ったことをつらつら書いただけだよ。
書いてたら誕生日終わっちゃったんだよね…読む?」
と言って、あっさり送信メールを開いて見せてくれました。

本当に、長女に向けて、夫が考えていることを書いてある文章でした。

でも読みながら、私も泣きました。

二十歳の大人になった
一人暮らしも始めた社会人の娘に

押し付けでもなくお説教っぽくでもなく
優しい気持ちで、必要なことを伝えてありました。

2度目のコロナで部屋に閉じ込められている父から
一人暮らしでのびのび自由にしている娘へのすてきな手紙でした。

一方私は
[は] 鼻血が出やすいあなたは
[た] 確かに私たちの娘で
[ち] 小さい頃から優しい子で
[お] お寿司が大好きで
[め] 目の病気が遺伝していないことに安心した
[で] 出てきたのは20年前の今日
[と] とてもかわいかった
[う] うれしくて泣いた
と、は・た・ち・お・め・で・と・う
の頭文字での簡単なメッセージを送っていました。

1000文字近くある、優しさが込められた夫の手紙を読んで、
あほな自分が恥ずかしくなりました。・・・てへっ

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