実は小学4年生になった次女はまだ自転車に乗れず、
私の悩みの一つであり、
次女にとってはコンプレックスであったと思います。
我が家の娘たちは両親視覚障害者ですので
自転車に乗れるようになる練習をやってあげられません。
現在二十歳の長女は
5歳くらいの時に私の母が自転車を押して走ってくれて
一日で乗れるようになりました。
あれから15年が経ち、母も70歳。
長女の時のようなことは頼めません。
12月から兄家族が母と同居を始め、
実家に行けば兄家族に会えるようになりました。
今年、2度ほど私の兄が次女の自転車の練習をしてくれたことがありました。
あきらめずに取り組めば一日で乗れるようになると思う私と、
次女は格好悪い姿を見られるのがイヤというプライドがあったりするのか、あまり練習をしたがりません。
「自転車教室の日は学校を休む」と言ったりしていました。
自転車に乗れなくても生きていけることはわかっています。
でも高校は、自転車に載れないとなると徒歩かバス通学となり、
かなり選択肢が限られてしまいます。
それに、
4年生から外で自由に乗っていいルールなので
これからお友達が自転車で遊び始める中、
乗れないままなのは次女にとって幸せなこととは思えません。
とにかく、練習すれば乗れると思うのです。
自転車屋さんや市が乗り方教室をやっていないものかとググったりして、
ちょっと遠いですが市外の自動車学校が自転車教室を開催している情報は手に入れました。
新学期になり、
部活がない日は同じクラスのお友達とよく遊ぶようになった次女。
昨年までとは違うメンバーで遊んでいます。
自転車教室も終わり、4年生も道路で乗っていいと許可が出ました。
最近は近所の女の子の家の駐車場で
補助ありや補助なしの自転車に跨らせてもらって遊んでいたそうです。
それが今日、自転車で遊ばせてもらった3回目、
急に次女は乗れるようになったらしいのです。
信じられないのですが、本当のようです。
大人から押してももらわずに
自転車に乗れるようになる子もいるのだと初めて知りました。
次女は自分の力で
大きな山を一つ越えました。
私は、感動しています。
練習させてもらう過程で、お友達の自転車を傷つけたりしていないか確認しましたが、
一度もこけたり倒れたりしていないとのこと。
そして次女が自転車に乗れるようになったと実家に伝えたら、
一つ年上の姪っ子の自転車をお下がりでもらえることになりました。
次女も大喜び。なんだかうれしいことがつづいています。
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