自分の身体にぴったりの下着

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先月、ワコールで3D撮影をして下着を買った話を書きました。

下着やさんで、今の自分を知る

記事を書いた翌日、

ブログを読んでくれている全盲の後輩から電話があり

興味津々で話を聞かれました。

その後輩は、

なんとこれまで下着屋さんでサイズを計ってもらったことがないとのこと。

ブラはしまむらでしか買ったことがなく、

試着もせず、これぐらいかなぁとお母さんに見てもらって適当に買っていたそう。

ちょうどいいかなと思って買ったらブカブカだったり

小さすぎるかなと思って買ったらちょうどよかったりしていたそうです。

私は

お店でサイズを計ったことがないということにも

試着をしないで買っているということにも

大変驚きました。

私は高校生の頃に店員さんに計ってもらってワコールのブラを買って以来

試着なしで下着を購入したことは一度もない気がします。

自分の進退にぴったりの下着を着用する快適さを知っているので、

2年前長女が社会人になる時もそんな話をして、

長女は就職祝いでいただいたお金の中から

ワコールのブラを三つ買いました。

その後もワコールで買っているようです。

全盲の後輩にも

測ってもらってぴったりのブラにしたら人生変わるかもねと笑って話をしました。

いつか自分も3D撮影に行ってみたいと言っていた後輩は、

なんとすぐに出かけたようです。

デパートまではかなり遠い場所に住んでいるのですが、

お母さんに連れて行ってもらったようです。

熱い思いを感じる。

デパートでの3D測定。

機械への入力は店員さんがやってくれたそうなのですが

撮影が何度もエラーになったらしい。

経ち方や体の向き、腕の位置や手のひらの向きなど、

見えていないとこれでいいのかとよくわからないんですよね。

何度もエラーになるので、店員さんが

「私がメジャーで測定しましょうか」

と言われたそうですが

この機械での測定を楽しみにして来たので

もう少し粘ってお願いしたそうです。

なんとか測定できて、

提案してもらったサイズのものを試着して

かわいい下着を二組購入したと報告の電話をくれました。

お隣の県との県境に住んでいるのに、

彼女の行動力に驚きました。

私のブログを楽しみにしてくれて、

内容に興味を持って連絡をくれたりするので

とってもうれしいです。

・・・実は、ワコールに行った日のことは特に記事にするつもりはなかった私。

一緒に行ってくれたママ友Eさんに

「3D撮影のこと、ブログに書くといいよ。

知らなかった視覚障害者の人が読んで、行きたいと思う人いるかもよ」

と言われ、

そうかなぁ?と思って書いてみたのでした。

全盲の後輩の、人生を変えたかもしれない…♪

Eさんのアドバイス通り記事にしてよかったと思います。

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